日本では昨日のことでしょうが、アメリカでは今日がバレンタインデーです。オフィスでは花が届けられたり、街を歩けば帰宅途中の男の人たちがバラの花を持って歩いていました。今夜はレストランに夕食でも食べに行くのでしょうか…
昨日のブログで言いました通り、私は親しい友達にはチョコをあげました。でも、義理チョコの習慣のないアメリカではあまり負担になるものをあげるべきではないと思うので、なるべく安く抑えました。ただし、気持ちはちゃんとこめて付加価値をつけてです。要はチョコの値段ではないですよね。個々人に対して真剣に向き合っているかどうかが大事だと思います。
さて、ちょっと一例をお見せしましょうか…
スヌーピーのチョコ…日本円で100円ぐらいです。粗末でしょう?(笑) それで付加価値ですが、私は彼女Aが日本のお菓子が好きなのを知っているので、あまりこっちで売られてない種類のポッキー。それとこの前ランチに行ったとき、彼女Aがジャスミングリーンティーを結構気にいっていたので、そのティーバッグをつけました。全部含めても大した金額ではないですが、私が彼女Aを見てベストだなと思うものを選びました。
もう一つ、例をあげましょうね。写真撮るのを忘れてしまいましたが、彼女Bはコカコーラにこだわりがあるので、チョコにメキシコ産のコカコーラをつけました。メキシコ産?どこが違うの?と思われると思います。はっきり言ってアメリカ産コーラはまずいです。甘味料が違うんですよ。アメリカはトウモロコシから取れる甘味料を、メキシコはさとうきびを甘味料としています。ですので、通の人にはメキシコ産は人気あるんです。それでメキシコ産をつけました。
私、今書いていて思ったんですが、結局はチョコも付加価値もホントは相手は求めてないと思います。相手がホントに求めているのは、どのくらい気に掛けているかという気持ちだと思います。これって、何もバレンタインだけではないですよね。そういう気持ちって知らず知らずのうちに、みんなが求めているものだと思います。別な言い方をすれば、認識してもらいたい、認めてもらいたいという欲求でしょうか…バレンタインはいつも思っている相手を再度見つめ直し、相手を認める儀式ではないでしょうか。ですので、それを忘れてモノに重点を置いてしまっては、いつまで経っても相手の気持ちがつかめないのはそのためだと思います。
今から相手を見つめ直しましょうね、来年に備えて。
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