いつも仕事していて思うのですが、うちの会社は一定時間内に仕事を丁寧にやるよりかはスピードが最優先という傾向にあるみたいで、私は未だに戸惑いを隠せません。
ただ、他の人がどうであれ、私のポリシーは量より質。短期ビジョンより長期ビジョン…です。
仕事を早くやるのはそんなに難しいことではありません。後先のことを考えずに、ただ早くやればいいだけですから、こんなに楽なことはありません。
ただ、その代償はかなりあると思います。他の人から見て理解出来なかったり、引き継ぎを受けた人も同じ思いでしょう。でも、そこにほんのちょっと手を加えることによって、みんなで共有できる財産になります。その時間を惜しんで早く終わらせても、なるほど、上司は喜ぶでしょう。早いんですから。でも、長期的に見た場合、次この仕事をやる人は、それをどうやってやったのか考えなければならなく、それこそ、時間の浪費も甚だしいでしょうし、結局は、トータルで仕事は早く終わってないんですよ。
私も散々こういう詰めの甘い仕事の尻拭いをしてきました。でも、得てしてこういうフォローは地味であり、表立って評価の対象にはなりません。
気が付いた時には、尻拭いしてやった人に昇進が抜かれたこともありました。
人生なかなか公平ではありませんよね。でも、それだからと言って、私の信念を変えようとは思ってません。
なぜか?それは私は間違ったことをやっているとは思いませんし、ただ人の見る目のないところにいるだけです。
でも、誰かが必ず見ていることでしょう。そう信じて生きていくしかないですね。

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