私は、産業カウンセラーの資格を持っていますが、
通常のカウンセリングは、言葉でのやり取りが中心です。
もちろん、相手を観察して、
ノンバーバル(言語意外の部分)の部分にも着目しますが、
主要なコミュニケーションは、会話~言語によって成立します。
その意味では、左脳をメイン回路とするアプローチかもしれません。
全く違ったアプローチのやり方も体験してみたい!
ということで、こちらのワークショップに参加してきました。
東北福祉大学の予防福祉健康増進推進室で開かれた
「臨床美術・体験ワークショップ」に参加しました。
↑私の作品…カンディンスキーに似てるという説も有り!?(笑)
絵を描くというのは日頃ないことなので、
とても新鮮な感覚でした。
絵(特に抽象画)を描くことは、感性を刺激し、
右脳を活性化させることができるのだそうです。
それが、認知症の予防や症状の改善、
あるいは心のケアに繋がり、
効果を上げた事例がたくさんあるそうです。
今日のワークショップでは、専門家の先生の指導の元で、
クレヨンを使った抽象画を仕上げました。
最初は、「どう書こうか…」と、恐る恐る書き始めましたが、
いつの間にか、描くことに没頭してしまい、
終了時間が来ても、「もっともっと描きたい!」モードで、
自分でも驚いてしまいました!(笑)
絵を描くことで、自分を表現しようとしている感じかな。
人は誰でも、「自己を表現したい」という欲求を、
潜在的に持っているんでしょうね。
臨床美術は、楽しみながら無理せず自然に自分を表現し、
解放することができる、優れた手法だと思いました。
ご興味のある方は、下記のホームページを覗いてみて下さいね。
東北福祉大学 社会貢献センター
予防福祉健康増進推進室
http://www.tfu-ac.net/