予報どおり昨夜遅くから雨が降り出したようで、朝目覚めると路面が濡れている。しかし、今は曇っていて、薄日もさしている。なんだ、雨じゃないじゃないかと思ったが、今更焦ってもしょうがない。身繕いをして予定どおり7時過ぎにホテルをチェックアウト。車を走らせていると、ぶ厚い雲の隙間から青空が見えていて、弱々しいが陽の光もさしている。しかし、これで喜んではならない。要はマンダーラの可能性大ということだ。それに雨予報は変わっていないのでいつ雨が降るとも限らない。こういうときに限って傘がないとどつぼることもあるというのがこれまでの経験。そこで、途中のコンビニで念のため傘を購入した。

↓芦別駅寸景。跨線橋がいい雰囲気を醸し出している。

↓芦別駅で交換する2473D(紫水)と2474D(森の恵み)。入線は2473Dが先。2473Dの乗降客は意外なほど多かった。

前夜のイメトレどうりに芦別駅、赤平駅で列車交換シーンを撮影することにする。ここでは3人の同業者が集まったが、列車待ちの間に和気藹々と情報交換することができた。しかし、芦別駅ではあろうことか紫水と森恵の交換。土曜日に続き今日も色物ばかりになりそうで、先が思いやられる。芦別駅から移動して10時前に赤平駅に着くと、本格的に日がさしてきた。SCWをチェックすると富良野方面も天候が上向きのようである。ならばということで、赤平での撮影後に一気に富良野方面のラベンダー大橋に向かった。

ここまで来ると、昼食は富良野ということになる。いつもの寿司店で食事をした。食後はセイコーマートで北海道ならではのアイスを仕入れ、車中でマッタリしながら時を過ごす。

↓赤平駅に入線する2476Dを市営駐車場から撮影。このように交流センターの建物を入れないで撮ろうとすると、交換する2475Dが画面にほとんど入らないのが痛し痒しといったところ。

↓ラベンダー大橋から下り列車を撮ろうとすると、高速で走る車のすぐ横で欄干に足をかけて撮らなければならず、心休まらない。以前と比べ、手前の木々が成長していて、カーブした線路を覆ってしまっている。(島ノ下(信)ー富良野)

↓昼食は富良野の寿司店でバラチラシと茶碗蒸しを注文。土日は混んでいるが、平日の月曜日だったのですんなり駐車して席に着くことができた。

↓2泊3日くらいではセイコーマートで食べたいもののほんの一部しか食べることができないのが辛いところ。

午後は野花南の高台から活動開始。そして、再び芦別駅へ。朝撮れなかった信号柱の下を通るヨンマルを撮影。たぶんこの次が最後のカットになるだろうと思い、泉跨線橋の反対側(トンネルではない方)で上り列車を撮った。もう1本撮ってもよいのだが、空港であたふたしたくないので、これにて根室西線を離れることにした。結局、この日は紫水と森の恵みしか撮ることができず、再訪しなければならないとの思いが残った。

旭川空港に向かう途中で富良野線列車を1本撮った。レンタカーオフィスに着く直前に夕立に見舞われたが、朝買った傘を取り出すことはなかった。傘は現地に置いてこようかとも思ったが、三脚ケースにピッタリと収まったので、以後撮影旅行のお守りとして持参することにしようと思う。

↓一昨日と同じ野花南の高台にて。風景を大きく取り込むと、森の恵みが全く目立たなくなるので、望遠レンズを使用した。(野花南ー島ノ下(信))

↓いかにも本線らしい線路を跨ぐ信号柱の下を通って芦別駅に入線する2480D。

↓島ノ下(信)近くの泉跨線橋では、歩道のある側からトンネル飛び出しを狙うのが一般的だが、今回は反対側を撮ろうと、欄干に登って撮影した。(島ノ下(信)ー野花南)

↓いつものように旭川空港にて農珈屋のカレーで祝杯をあげた。