3月2日の土曜日は5時前に起床。急いで身繕いをし、5時半に出発。昨日の夕方いい感じに撮れたコンクリート橋へ再度行ってみたが、既に満車状態。仕方なく金山ダムサイトに向かう。空は明るくなってきたが、芦別岳が見えないこともあり、誰もいない。後から一人。結局2名。太陽が山肌を照らすエリアが徐々に下がってくる。太陽光線が鉄橋まで届いてほしいという願いも空しく、あと少しのところで列車は通過していった。

↓金山ダムサイトから狙ったヨンマル。あと数分遅ければ列車に日が当たったのに。このときまでは今日の好天を期待したのだが…

次はどうということのない下金山近くの踏切。列車が来る頃になって雪が降ってきた。その後は山部陸橋に移動した。昨日、横がちに撮るか正面から撮るかで悩んだ場所。今日は横がちの立ち位置から、ポプラだけでなく北海道らしい建物も画面に入れて撮影した。そして、この2478Dを追いかけて、ラベンダー大橋の下に向かった。12月に行こうとした際には除雪してなかったが、年が明けて除雪するようになったとの情報を得ていたからだ。近くにラフティングの乗降場があるらしく、シーズンになると除雪する由。ここも一番乗り。すぐに2478Dがやってきたので慌てた。野花南で交換するはずの2475Dは20分ほど遅れてやってきた。ここは昨秋、ツートンのヨンマルがヒグマと衝突した所。一人だと心細いのだが、幸い後からお一人様が来て、不安を感じずにすんだ。

↓今日は横がちの構図で撮影した。(山部ー布部)

 

↑↓ラベンダー大橋の下にて(島ノ下(信)ー富良野)。上は2478D、下は2475D。

↓ラベンダー大橋下ってこんなところ。正面の場所が昨秋ツートンとヒグマが衝突した地点。

さて、これで午前の部が終了。どこで昼食にしようか思案の末、ふらのワインハウスに行ってみることにした。これまで何回も富良野を訪れているというのにまだ行ったことがなく、たびたび裏山で撮影させてもらっていることもある。念のため予約を入れるべく電話してみたが、予約は受け付けていない由。でも今なら空いているという。そこで駆けつけてみたが、昼前というのに客は二組しかいなくて閑散としている。プチフォンデュとハンバーグがセットになったメニューを注文した。ところが、チーズフォンデュはともかく、ハンバーグは業務用と思われる材料を使っているようでガッカリ。食後のコーヒーがつくもののこれで2,365円とは、どおりで客足が遠のくわけだ。地元産というライスが一番うまかった。それでもアルコールを飲むことができなかったので富良野ワインのセットを自宅用に買った。

↓ふらのワインハウスにて。再訪はたぶん、ない。

さて、ワインハウスを後にするも、雪は相変わらず降り続いている。好天は期待できそうにない。ならば流し撮りでもしようと、山部球場近くの定番ポイントで2477Dを迎え撃つことにした。風が強く横殴りの雪の中を列車はやってきたが、それなりに手応えを感じた。その後は布部駅に移動し、珍しくツァイスの12ミリを装着し、2482Dを駅舎や駅名標を絡めて撮影した。ここで下車した乗り鉄が複数いたのは意外だった。

↓吹雪の中を東鹿越に向かうヨンマル(山部ー下金山)

↓これまで何度も訪れた布部駅にて。もうここに来ることはないだろうと思うと寂しさが募る。廃線に伴う混雑緩和のため増結するのはよいとして、見通しが効かないからといってホームにある銀杏の枝を切断するという会社のドライな対応には驚いた。

さて、次はタラコが充当される2479Dだけに気合いが入る。ところがネットで運行状況を調べてみると、定刻を過ぎても滝川で抑止中。発車しないまま90分近く経過した時点で見切りをつけ、宿に向かった。途中でネットを確認すると、当該列車は富良野で運転打ち切りとなるようだ。そうとわかれば心おきなく宿に帰れる。

この日も晩酌はそこそこに早めに就寝した。