橋本病のこと | 健全な自己肯定感を手に入れて思い通りの人生を生きる~小泉美樹Official Blog

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一病息災」の記事からの続きです。


2009年に水嶋ヒロさんと絢香さんが結婚した際に、
絢香さんが持病「バセドウ病」告白をしました。
この病名をこの時初めて聞いた、
という方はとても多いと思います。



実は私も甲状腺の病気です。
書こうかどうか悩みましたが、
病気である自分も受け入れているので、
決してネガティブな意味ではなく、
思うことを綴らせてください。



19歳の時に発症し、
その時は絢香さんと同じ「バセドウ病」と診断をされました。

実は母も祖母も「バセドウ病」だったので、覚悟はしてました。
診断された時は「とうとう来たか~」という感じでしたね。



バセドウ病は、甲状腺の機能が亢進し、
過剰に甲状腺ホルモンを作る病気です。

代表的な症状が動悸です。
息切れとともに多い症状であり、
寝ていても動悸が気になって眠れないという人もいます。

これは、バセドウ病では代謝が亢進するために、
普通の人よりたくさんの酸素が必要になるためです。


ほかに多い症状は手足や体のふるえ、
いつも運動をしているのと同じような状態になるため、
暑がりになり、汗をたくさんかく、
さらにエネルギーの消費が激しいため、
食欲はあるのに太らない、
あるいはやせるということになります。




「バセドウ病」と診断され投薬による治療をすること7年、
ある時、同じ甲状腺の病気でも甲状腺の機能が低下し、
甲状腺ホルモンの量が不足してしまう「橋本病」に変わってしまいました。



「橋本病」はバセドウ病と正反対で、
甲状腺ホルモンの量が不足して、
新陳代謝が低下し、
全てが老けていくような症状がみられます。


無気力で頭の働きが鈍くなり、
忘れっぽく、ひどくなると痴呆の原因の1つにもなります。


寒がりで皮膚も乾燥してカサカサになったり、
体全体がむくみ、髪も抜け、
眠気がありボーッとして活動的でなくなります。




「バセドウ病」から「橋本病」という
真逆の病気に変わった原因はわかっていません。

もしかしたら、
初めっから「橋本病」だったかもしれないと言われました。

というのも、
私がそれまでに通院していたのは普通の内科。

専門医院に通院して発覚したので、
先生曰く
『診断が難しい病気なので、間違って診断されていたかもしれない』と。



「バセドウ病」も「橋本病」も外から見てるとわからない病気です。

でも、どちらの病気も上記で書いたような症状があるので、
日常生活はとても辛いことが多いです。

病気がわかって最も辛かったことは、
辛さを理解してもらえないことでした。

『ただの怠け者』

と言われたこともあります。



そしてこの病気、難病指定なんです。
生命保険に入るとき、大変でした。
引き受け拒絶された保険会社が結構ありました汗



どんな病気でも実際になってみなければ、
その辛さや苦しさはわからないと思います。
でも、ほんの少しの優しさや労わりで、
その辛さや苦しさを緩和してあげることは出来ると思います。



と、こんな告白をしてしまいましたが、
病気があるとは思えないほど私は元気なんです(笑)

だから実際にお会いした事のある方は、
この内容にびっくりされていると思います。



あまりに元気過ぎて、
薬を飲むのを忘れてしまうことも、しばしば・・・あせる



病気との付き合いも長いので、
既に病気も自分なんだと思って受け入れているし、
これからもそれは変わりません。

でも、いつか克服できたらいいな…とは思っています。
ゆるくです(笑)



上記で書いたように、
甲状腺疾患の症状は病気と気付きにくいことが多いようです。

気になる症状があったら、出来るだけ早く病院を受診してください。
甲状腺に関しては表参道にある伊藤病院 が有名です。
私もここに通っています。



橋本病のことを書いたついでに、
書いておきたいことを思い出したので、
別の機会につづけま~す




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