
・・・
・・・ついに
ついにこの日がやってまいりました
11.6(イチイチテンロク)
明けない夜はない
やまない雨はないのである
TARO.A.HIYOSHI(JPN) class: F-ZERO
俺の伝説にまた1ページ
過去3レース 苦渋を舐めさせられ続けている宿敵 オレンジZ1000 チーバくんが今回は不在
彼のお陰で毎回ぶっちぎり2位・・・。
しかし本人曰く、「ヤツをやっつけなければ、優勝など意味がない」
何を美学を語ってるんだ
レースは出て勝った者がエライんだ
出ない者に優勝の意味を求めるんじゃない
さぁ 今日は、F-ZERO絶対王者のいない鉄板レース
来年は、前回F-ZERO優勝者として、ハーキュリーズへ殴り込みに行こうじゃないか!
ほら 空を見上げればお日様も祝福・・・アレ?
天候がおもわしくありませんが・・・。
う~む さすが雨のラクダ
この千載一隅のチャンスに雨雲を呼ぶとは・・・。

今日、この日のために制作されたスペシャルヘルメット
めずらしく 制作者のマキ監督も この歴史的快挙を見ようと駆けつけている
しかし、このデザイン
よく見ると素晴らしいですね
ラクダに乗って傘さしてますよ
なかなか思いつかないデザインですね
意匠登録しましょう(笑)
さて予選
天候に翻弄されながら、タイヤをドライに履き換えたり、レインに履き換えたり
しかし、ピットクルーのバックアップ体制は完璧だ
マシンの如く、ライダーの要望に応えていく
予選が始まるギリギリまで、ドライで行くかレインで行くか ライダーの判断に委ねる
ライダーより 「ドライで」 待機所でテキパキとレインタイヤから交換
いまなら、F1ホンダのタイヤ交換に勝てるかもしれない (そりゃ無理だ)
予選開始
アウトラップからトップ
「このまま楽々ポールゲットだねぇ」 「えぇ鉄板レースですからねぇ」と、みんなで話していると
ん?
アレ?
ポジションが目まぐるしく入れ替わってますが・・・(汗)
伏兵現る!
それも一台ではない
4台でタイムが拮抗しているではないか!
・・・早くもポールポジションに黄色信号が・・・。
こっ こんなはずでは
僕らが勝手に立てたシナリオでは、ポールポジション → ホールショット → 完膚なきまでに
圧勝 → ヒンシュクを買いながらハーキュリーズに凱旋
現在のポジションは3番手
シナリオが早くも崩れさるのか?
残り時間 僅か
ふーっ
辛くもポールを奪取
なんとか逃げ切り、シナリオ通り?事が進むことができた。
うーむ 鉄板レースのはずなのに雲行きが怪しくなってきたゾ
---- 中略 ------
決勝に向け、何やらキャブをいじるらしい
まぁ 本人の判断に委ねるが、僕達からして見たら
なぜ、こんな大事ないちばんで、データもないのに、そんな冒険をするのか?
まぁ 本人がやるって言ってるんだから意見を尊重しましょう
さぁ 間もなく決勝です
って、ところで急に雨がポツポツと降り始めるが、まだ路面は乾いている
非常に難しい路面状況
また、今度はドライタイヤを履いたまま、レインタイヤを持って待機所へ
まーだ 中途半端にポツポツ雨が降っています
ザーっと来てくれればいいのに
前のクラスの決勝途中、だいぶ路面がウェットになってきました。
ここでライダーよりレイン指示
さて、決勝です

完全にウェットとなりました。
まぁ、予選ではヒヤヒヤさせられましたが、鉄板レースですから! あとはシナリオ通りに事を運ん
でもらいましょう
さぁ スタートです
1コーナーへ一番最初に飛び込んだのは、ゼッケン8番 我らがアメノラクダ
ホールショット ゲットです
完全勝利まではあと少し
1周目 無難にトップを快走 さすが鉄板レース
よしよし
2周目 鉄板・・・アレ? だいぶ2番手のFZが近付いてきていますけど
3周目 鉄・・・トップに戻ってきたのはFZ・・・orz
まっ まだまだぁー レースはこれからだ
全く 見せ場を作ろうなんて、そんな演出いらないゾ
・・・・。
・・・何か(汗)
・・・・周回毎に引き離されていきますがダイジョウブデスカ?
そんな心配をしていると3番手グループが追いついてきた
アレ? まさか3位転落?
後方2台の方がラップが速いゾ
ヒジョーにマズイ展開
サラリとかわされ3位転落
ラストラップ
4番手走行の車両が後ろにペッタリ張り付いている
もしや? まさかの4位転落?
と、思いきや鬼のブロックをしたのか、命からがら3位でチェッカー
もう1周あったらアウトでしたね

・・・夢 こっぱミジンコ
原因は吸気系トラブルでエンジンが吹けなくなったらしい
本人の見解 「水吸ってエンジン吹けなくなった」
僕らの見解 「パイロットスクリュー絞ったからじゃね?」
まっ これで次回も 大手を振って、F-ZERO走れますね
後世に語り継がれる伝説を また1ページ ・・・
おしまい