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青色申告:家計簿感覚でできる複式簿記の帳簿作り-現金売上編-
仕様を帳簿用に少し変更した《スッキリ家計簿》のお金管理。
今回は、キャッシュレスで売上があったときの処理方法をご紹介します。
帳簿用《スッキリ家計簿》のつけ方〈キャッシュレス売上〉
売上があった日付の入力画面の左側で、各項目を入力します。
※画像はクレジットカードですが、電子マネーやスマホ決済も同じです。
「収益/費用科目」というのは、仕訳帳でいう「収益/費用の勘定科目」の入力欄で、家計簿なら「費目」の部分です。
「売上」は収益の勘定科目になります。
「移動元科目」は、仕訳帳でいう「資産/負債の勘定科目」の入力欄で、家計簿でも「資産や負債」の部分です。
売上は外から入ってきたので、移動元科目はありません。
「移動先口座」も、仕訳帳でいう「資産/負債の勘定科目」の入力欄で、家計簿でも「資産や負債」の部分です。
キャッシュレスの売上なら、移動先科目は「売掛金」です。
売上が外から入ってきて、売掛金の箱に収まったというイメージ。
※売掛金の相手先はいろいろありますから、キャッシュレス決済の場合は、具体的な決済事業者の名前を添えてあります。
上のように入力すると、画面の右側に計算結果が出ます。
- 期首残高をすべて0にしています
- 「本日増減」の欄は、減ったときにはマイナス付きの赤い数字になります
帳簿用の《スッキリ家計簿》には「仕訳帳シート」があり、数クリックで仕訳帳が出力されます。
※「売掛金」に添えておいた具体的な決済事業者の名前は、仕訳帳シート出力時に削除されます。
青色申告の入力欄に対応するためです。
私は、このような仕組みを使って帳簿を作り、青色申告へ向けた準備をしています。
正式な「仕訳帳」と「総勘定元帳」の作成には、無料で提供されている「エクセル簿記/ExcelB」を使用します。
帳簿用《スッキリ家計簿》の「仕訳帳シート」から、「エクセル簿記/ExcelB」へ5か所のコピペで、手軽に作成できる仕組みです。
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