私は忘れ物が多い子どもでした。
小3の時には、忘れ物をするたびに、廊下に座らされていました
忘れ物を届けに来た母は、よく、こう言ったものです。
「まったく、かわいい服を着せた時に限って、こうなんだから!」
いや、かわいい服は、そんなに頻繁には着てなかったと思うよ…
そして、担任からは、「あなたは忘れ物の天才ね!」と言われてしまいました…
そんな私が、忘れないためにどうすればいいか、初めて真剣に考えたのは、就職してから。
上司が私に、こう言ったのです。
「これ、明日の朝一番にやってね」
「え…」
私は、初めてあせりました。
明日になれば、カケラも覚えていないことでしょう…
今すぐやりたい!忘れないうちに!
でも、それはかなわぬこと。
さあ、私はいったいどうしたでしょうか?
答えは、後ほど
まずは、こんな私がいつも助けられている、リマインダーのご紹介です。
忘れ物の天才と呼ばれた私のリマインダー活用術
メモガキ(TODOライクなメモ帳)
メモガキは、私がいちばんお世話になっているアプリです。
「+」マークをタップすると、以下の設定が追加できます。
- 日時
- 通知するかどうか
- 繰り返し
繰り返しは、○日ごと、○週間ごと、○か月ごと、○年ごとと、細かく設定できます。
○年○月○日から毎日繰り返す、みたいな設定もOK。
メモのカテゴリも、設定画面で自由に登録できます。
そして、さらに便利なのが、ウィジェット機能です。
アイコンを長押しすると、いろいろなウィジェットが用意されていますが、私のお気に入りは「リスト」タイプ。
このウィジェットをホーム画面に貼って、起床後に体重を測ることから、就寝前の戸締りまで、アプリを開くことなく、ひとつ終わるたびにホーム画面でチェックを入れています。
カテゴリをひとつだけ、または、複数選択して、ひとつのウィジェットとして貼れるのもありがたいです。
スマートアラーム(祝日対応の目覚まし時計)
スマートアラームは、設定した時間にアラームを鳴らせるアプリです。
目覚まし時計としてはもちろん、「この時間に思い出したい!」という時にも使っています。
「こんな使い方できるの???」と周りにビックリされたのは、ある集まりで、メンバーのひとりに返すものがあった時。
そのメンバーが来るだろう時間に合わせて、「○○さんに××を返す」というアラームを入れておいたのです。
振動だけでは気づきにくいので、マナーモード中でも音が出るように設定していました。
だから、周りにも聞こえたし、何のためにアラームを鳴らしたのかも知られてしまったので、ビックリされたというわけです
私は、例に漏れず、そのアラームが鳴る時まですっかり忘れていたのですが、アラームのおかげで無事に返すことができました
私がこのアプリに決めた一番の理由は、スヌーズの最大回数に「無制限」があったこと。
しばらくは全部のアラームに「無制限」のスヌーズを設定していました。
でも、熱を出してひたすら眠り続けたある日、無制限で鳴るアラームを止めることができず、複数のアラームが入れ代わり立ち代わり、ずーっと鳴り続けることに
スマホは枕元にあったのですが、手を伸ばす気にもなれなくて…
いまは、スヌーズの間隔に応じて、回数も制限をつけています
Google Keep - メモとリスト
Google Keep は、主に買い物リストや、備忘録に使っているアプリです。
でも、ひとつだけリマインダーとして設定しています。
それは、自宅に戻ったら通知してくれる設定。
外出するときに設定したマナーモードを、帰宅したときに戻すのを忘れることが多いので。
まあ、ほっといても、翌朝には、スマートアラームがマナーモードを解除してくれるんですけどね。
マナーモード切替君
マナーモード切替君は、マナーモードのオン・オフを、設定した時間になったら、自動的に切り替えてくれるアプリです。
出かける時間や帰宅時間が、事前にだいたいわかっているときに使っています。
ふだんは、22時に自動的にマナーモードになる設定だけ。
朝には、スマートアラームでマナーモードが解除されるように、スマートアラームのほうで設定しています。
残念なのは、日付指定で設定することや、一度だけという設定ができないこと。
だから、ぜんぶの曜日を入れておき、マナーモードにしたい予定に合わせて、そのつど設定したり、解除したりしています。
もちろん、設定や解除を忘れないように、メモガキアプリで管理していますよ
アナログなリマインダーのほうが確実なケース
さて、便利なスマホアプリを紹介してきましたが…
アナログなリマインダーのほうが確実な場合もあります。
Google Keep で、自宅に戻ったら通知が来る、という設定をご紹介しましたが、家の中の特定の場所に行ったら通知が来る、などと設定することはできません。
そんな時に有効なのは、思い出したい場所にメモを置いておくこと
私の場合は、台所だったり、洗面所だったりが多いかな。
これ、本当に役に立ちます
さてさて、冒頭の、私があせった話ですが…
私がどうしたかという答えが、まさにこれ。
私は、ある場所にメモを入れておいたのです。
どこかというと…
出社したら最初に必ず開ける、私の引き出しの中です
引き出しを開けた瞬間、すっかり忘れていたことに気づき、昨日の私に感謝したことは言うまでもありません