私は、仕事の帳簿も《スッキリ家計簿》でつけています。
《スッキリ家計簿》に追加した仕訳帳シートから、エクセル簿記/ExcelBという会計ソフトの仕訳帳に転記(コピペ)することで、確定申告まで進めています。
最初から会計ソフトの仕訳帳に入力したほうがいいのかもしれませんが、入力しているその画面では残高がわからないのがストレスで。
そもそも、仕訳帳には勘定科目ごとの残高を書く欄はありませんから、当然なわけですが…。
でも、私はやっぱり、《スッキリ家計簿》と同じく、入力するその画面で残高を確認したいのです。
会計ソフトへの転記は年1回だけだし、コピペするのは5つの列だけなので、やはり、普段の管理はストレスのないほうを選びました。
仕訳帳を追加した《スッキリ家計簿》は、そのままで十分使えるのですが、使っているうちに、だんだん用語が気になってきました。
家計簿で使う用語と、仕訳帳など仕事の帳簿で使う用語は違います。
違っていても、意味的には同じようなものなので、頭の中で読み替えればいいだけなのですが、気になりだすと止まりません。
というわけで、帳簿として使うほうの《スッキリ家計簿》を、ちょっと修正してみました。
【もくじ】
「内容」⇒「摘要」
まず、入力欄の左から2番目の「内容」を「摘要」に変えました。
実は《スッキリ家計簿》を最初に作った時、ここを「摘要」にするかどうか迷いました。
もちろん「摘要」でもよかったのですが、家計簿だから、あまり固い言葉は使いたくなくて「内容」に決定。
でも、仕訳帳の画像を検索すると、どれも「摘要」となっています。
なので、「内容」は「摘要」に変更することにしました。
「費目」⇒「費用収益科目」
家計簿の「費目」は、仕訳帳では「損益計算書用の勘定科目」にあたります。
家計簿でいうなら給料や食費、仕訳帳でいうなら売上や経費(収益や費用)を管理するための科目ですね。
でも、「損益計算書用の勘定科目」とか「費用と収益の勘定科目」とかではなく、もっと簡潔にしたい!
というわけで、ギリギリ意味がわかる程度に短くして、「費用収益科目」としてみました。
「口座」⇒「科目」
仕訳帳には、「損益計算書用の勘定科目」のほかに、「貸借対照表用の勘定科目」を使います。
《スッキリ家計簿》では、「移動元口座」と「移動先口座」という名前を使っています。
仕訳帳では「勘定科目」なので、それぞれ「移動元科目」と「移動先科目」に変更しました。
「口座種類」「口座名」⇒「資産/負債」「勘定科目」
《スッキリ家計簿》には、「口座種類」「口座名」という項目があります。
家計簿で管理するお金の種類(口座名)によって、「生活費」「臨時積立」「貯蓄」「借入」の4つにに分けています。
例えば、現金なら「生活費」、クレジットカードなら「借入」のように分けられます。
この「口座名」は、仕訳帳でいうなら「貸借対照表用の勘定科目」です。
資産や負債を管理する勘定科目ですね。
というわけで、「口座種類」は「資産/負債」に、「口座名」は「勘定科目」に変更しました。
そして、4つに分けられるように作ってあるので、3つを資産に、1つを負債として使うことにしましたよ。
「資産1」は「現金」と「銀行口座」、「資産2」は「売掛金」、「資産3」は「工具 器具 備品」。
買掛金や未払金がない私には、今のところ「負債」は不要なのですが、必要になった時のために、最後の1つは「負債」にしました。
そして、《スッキリ家計簿》で「合計」としていたところは、「純資産」に変更です。
ちなみに、「事業主借」と「事業主貸」に「資産/負債」の入力はしていません。
複式簿記をちゃんと理解していない私には、この2つの勘定科目を資産や負債に含めないほうが管理しやすいのです。
会計ソフトの仕訳帳に転記すれば自動的に処理してくれるので、理屈はわからなくても大丈夫。
普段は正しく仕訳することだけ注意しています。
「収入」「支出」⇒「入金」「出金」
最後に、「区分」という項目のドロップダウンリストの選択肢も変更しました。
《スッキリ家計簿》では、ここに8つの選択肢があります。
「支出、臨時支出、移動、収入、臨時収入、返済、臨時返済、借入」の8つです。
いつもの収支と、臨時に出入りするお金を分けて集計すれば、それぞれ予算を立てる目安になるからです。
でも、帳簿用には、仕訳帳作成に必要な選択肢だけに絞ったので、8つ⇒3つとなりました。
「入金、出金、移動」の3つです。
たぶん、これ以上変更したいと思う個所は出てこないと思うけれど、どうなるかな?
しばらく使ってみようと思っています。
〈追記〉
「入金」「出金」と変更した「区分」は、また「収入」「支出」に戻しました。
帳簿から家計簿にコピペする時に、用語が違うと面倒だと気がついたのです😅
帳簿の「区分」から「金額」までをコピーして家計簿に貼り付け、家計簿で該当する費目や口座を選択する、という形で、家計簿では家庭全体のお金を管理しております✨
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