私は、お金を怖いものだと思っていました。
生きるのに必要だけれど、欲しがってはいけない、近づきすぎてはいけないものだと。
お金にそんなイメージを持ち続けていた私が、家計簿をつけていて、ある日とつぜん涙があふれてきたのです。
お金のイメージが180度変わった瞬間でした。

お金を「敵」だと思っていた!?
どんな家計簿をつけていたかというと、このブログでご紹介している《スッキリ家計簿》です。
この家計簿は、お金が動いたとおりにつける家計簿です。
1行入力するたびに、収入なら残高が増え、支出なら残高が減り、移動なら残高が移動するところが目に入ります。
そうやって目の前でお金が動くのを何年も眺めているうちに、とつぜん気づいたのです。
ここにあるお金は全部、私たち家族のためだけに働いてくれているお金なんだと。
手元の現金も、銀行口座にあるお金も、クレジットカードの利用額さえも全部、わき目もふらず、私たちのためだけに働いている。
そんな存在が、敵のわけないじゃない。
えっ、「敵」ってどういうこと?
私は、ずっとお金を「敵」だと思っていたの??
涙があふれてきました。
お金の働きぶりをあえて見続ける
その後は、家計簿の残高を見るたびに、愛おしく感じられるようになりました。
たとえ残高が少ない時でもね。
そして、お金に対して「いつもありがとう」と思えるようにもなりました。
お金にネガティブなイメージがあると、つい目をそむけたくなったりしますよね。
でも、お金の働きぶりをあえて見続けることで、あなたもお金に対するイメージが変わるかもしれませんよ。