Q&A掲示板に、ご質問をいただきました。ありがとうございますニコニコ


 

こんにちは。はじめまして。
ダウンロードをさせていただき、試しに先日から使用させていただいております^^

質問なのですが、集計をとりたいのですが、ムリでしょうか?
たとえば現金使用のものを、ひと月でどのようなものに使用したのか、カード決済のものは、どのようなものに使用したのかと、振り返り今後の改善にしていきたいのです。
さっくりと集計とれるといいのですが、あちこち保護がかかっているので自分でピボットも作れないですし、何かよい方法はないかなと思いました。
よろしくお願いいたします^^

 

《スッキリ家計簿》をダウンロードいただき、ありがとうございますビックリマーク

 

Q&A掲示板でも回答いたしましたが、掲示板は画像の投稿ができないので、ブログの方に画像を載せたいと思います。

 

まず、ピボットテーブルを作らずに、設定で工夫する方法から。

 

宝石赤 宝石ブルー 宝石緑 宝石ブルー 宝石赤

 

設定する費目名を工夫する


 

現金やカードなど、支払い方法別に用途を集計したい場合、支払い方法ごとに費目を分けることで金額を出せます。

 

クローバー費目例
現金(食費)
現金(日用品)
カード(食費)
カード(日用品)



 

実際の入力例


 

1現金で支払った時は、「費目」欄で現金用の費目を、「口座名」欄で「現金」を選びます。カードで支払った時は、「費目」欄でカード用の費目を、「口座名」欄で「クレジットカード名」を選びます。

 

現金・クレジットカード共に、食費と日用品で500円ずつ支払った場合の入力例です。

 

 

2現金とクレジットカードから、それぞれ1,000円が減ります。クレジットカードの場合は、借入が1,000円増える、と言った方がいいかもしれませんね。

 

 

3支払い方法ごとに、それぞれの費目別に500円ずつ集計されます。

 

 

デメリットとしては、支払い方法別に分けた費目の合計が一目でわからない、費目欄が足りなくなるかもしれない、というあたりでしょうか。

 

次は、我が家の家計簿をもとにピボットテーブルを作ってみます。

 

宝石赤 宝石ブルー 宝石緑 宝石ブルー 宝石赤

 

《スッキリ家計簿》で、ピボットテーブルを作る方法



 

1「シート保護」を解除する。

 

ライセンスキーご購入の際に一緒にお渡しした「シート保護解除パスワード」を使います。

 

  1. 「校閲」⇒「シート保護の解除」の順にクリックする。
  2. パスワードを入力して「OK」をクリックする。

 

もう1度「校閲」をクリックし、「シート保護の解除」が「シートの保護」になっていることを確認してください。

 

 

2「A列の1行目」から「E列の1053行目」まで選択する。

 

範囲が広いのでマウスでドラッグするのは結構大変ですが、キーボードを使うと簡単に選択できます。

 

  1. 「Ctrl」を押しながら「Home」を押す。
  2. 「Ctrl」と「Shift」を押しながら「End」を押す。
  3. 「Shift」を押しながら「←」を7回押す。

 

3ピボットテーブルを作る。

 

  1. 「挿入」⇒「ピボットテーブル」の順にクリックする。
  2. 「OK」をクリックする。
  3. 画面右側に「ピボットテーブルのフィールドリスト」が表示される。

 

 

  1. 「区分」を「列」にドラッグする。

 

 

  1. 「口座名」を「行」にドラッグする。

 

 

  1. 「費目」を「行」にドラッグする。

 

 

  1. 「金額」を「値」にドラッグする。

 

 

  1. 「データの個数 / ...」をクリックする。

 

 

  1. 「値フィールドの設定」をクリックする。

 

 

  1. 「合計」⇒「OK」の順にクリックする。

 

 

  1. 「ピボットテーブルのフィールドリスト」が完成する。

 

 

  1. 「ピボットテーブルのフィールドリスト」の左隣に、ピボットテーブルができあがる。

 

 

  1. ピボットテーブルの表示を自分の見やすいように変える。

 

《スッキリ家計簿》の場合、一覧表ではなく1日分ずつ表が独立していること、あえてセルを空欄にすることがあることから、赤で囲んだ部分が微妙な感じになっていますが、ひとつひとつ見ていくとつじつまは合っているようです。

 

 

宝石赤 宝石ブルー 宝石緑 宝石ブルー 宝石赤

 

ご質問いただいたおかげで、《スッキリ家計簿》でもピボットテーブルが作れることがわかりました。本当にありがとうございましたビックリマーク

 

また、今回ピボットテーブルを作りながら新たに気づいたこともありましたので、《スッキリ家計簿》新バージョンづくりにも生かしていきたいと思っていますニコニコ



 

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