《スッキリ家計簿》を作り始めた時、パソコンの画面は、まだワイド画面ではありませんでした。
私の家計簿のイメージは、左側に収入金額の欄があって、右側に支出金額の欄があるという形式だったのですが…。
日々の入力欄の右に、集計欄も設けたかったので、そんなことをしていたら横幅が足りません。
ということで、金額を入力する欄は1列のみ。
収入と支出の区別をつけるために、支出金額にはマイナスをつけて入力することにしたのです。
そんな、やむにやまれず決めた入力形式でしたが、意外にも大きなメリットがありました。
マイナスの金額を赤で表示するメリット
無料版の数字表示形式
支出金額と負債金額の両方にマイナス記号がついています。
製品版の数字表示形式
製品版では、お客さまから、「マイナスをつけて入力するのは面倒…」というお声をいただき、入力欄だけは、支出でもマイナスをつけないで入力できる形に改良しました。
マイナスの金額を赤で表示するメリット
エクセルのマイナスの数字の表示形式は、7種類の中から選べます。
私が採用したのは「-1,234」という形式。
これが一番しっくり来たからです。
ただ、当初からずっと気になっていることがありました。
「-」をつけただけでも、数字の色を赤にしただけでも、マイナスの意味になるので、「-1,234」では、マイナスの意味がダブってしまうのではないかと...
そこで、ふと思いついて、ChatGPTに聞いてみましたよ。
いろいろ長い説明があったのですが、私が採用した「-1,234」の形式を、このように解説してくれました。
マイナスを強調したいとき(損失など)
なるほど!
確かに、この表示形式が一番インパクトがあると思ったのです。
そして、マイナスの金額を常に意識するようになりました。
ChatGPTのまとめは、このようなものでした。
■ まとめ
赤文字にマイナス記号をつけるのは意味が重複しているのでは?
→ **はい、その通りです。**ただし、「くどさ」より「わかりやすさ」を重視する現場では、あえて併用することもあります。
わかりやすく、マイナスが強調された数字が、私の意識を変えてくれたのかもしれませんね