今回は『笠木(かさぎ)』について紹介させていただきます。
『笠木』と聞いてピンとくる方は少ないと思います。
少しマニアックですが、重要な部分なのでお伝えします。
笠木は『塀(壁)』の一番上に乗せる、石やブロック、アルミ製の物です。
建物のバルコニーの手摺上やパラペット(少し立ち上がった壁)の上にも設置する部材で、壁内部への水の侵入を防ぐ役割があります。
笠木が無くても塀は造れますし、実際笠木がない家も多いことでしょう。
では外構では何故必要になるのでしょうか?
1. 見た目
2. 水の侵入を防ぐ
この二つの理由があります。
『見た目』
立ち上がった壁の幅が大きいほど、高いほど、締まりがない印象になってしまいます。
壁の幅よりも少し幅の広い物や、色の違う笠木を使うことで、アクセントができて壁が締まって見えるようになります。
『水の侵入を防ぐ』
特にコンクリートブロックの下地で塗装の壁にした場合に必要となってきます。
塗装は『完全防水』ではありません。
降った雨が壁の上に当たり、壁の中に侵入してきます。
侵入した水が壁の中をしみていき、壁の途中から出てこようとします。
水が出てきた場所から塗装の『ひび割れ』が発生しやすくなってしまいます。
費用的にも意匠的にも『笠木』をつけようという選択はなかなか出てこないと思いますし、好みもあることと思いますが、これを読まれた方は是非一度検討していただけると幸いです。












