エーモンのロードノイズ低減プレートと長尾製作所の制振合金D2052は同じ材料であるのは皆さんご存じだと思います。
D2052の2mm厚に溝を付けた物がエーモンの製品であり、サイズがM8とM10しかありません。
メーカー的には1mm1枚や2mm1枚よりも1mm厚を2枚重ねした方が制振作用が強いことは実証されています。
しかし、ナゾなのは前回私が取り付けたサスペンションアーム?のボルトはロードノイズが増えてしまいました。振動の親元タイヤに近いのに効果がでないのはなんでだろう〜、だんでだろう〜、だんでだなんでだろう〜♪
そこで制振合金D2052について調べてみました。いくつか文献がでておりまして、
D2052は双晶型という分類に入る合金です。
マンガンをベースにし、20%の銅、5%のニッケル、2%の鉄を含む合金で、双晶が容易に発生し、しかも双晶が容易に移動する性質を持っています。その移動の時に振動を熱エネルギーに変換するらしいです。
特徴の羅列
1.加工性が良い
2.低周波から高周波まで減衰する。(0.01~MHzまで)
3.極低温の液体ヘリュウム温度でも性能を発揮する。
4.限りなく非磁性である。
等々
簡単に説明すると振動元にあまりにも近いところは一緒に振動もしくは増幅してしまい、ある程度離れた方が振動を抑える作用がでるということでした。
例えば、電動ドリルにおいてドリルそのものを制振合金で作ると、掘削時において起きる振動が増幅されてしまうが、ドリルを止めている部分に制振合金を用いると振動を熱エネルギーに変換でき電動ドリル本体を持っている部分に振動が伝わりにくくなるらしい。
これで何となく納得しました。ロードノイズの親玉のタイヤ近辺では近すぎて振動が増幅してしまうが、スタビリンクも少し離れて振動量が減少している所だし、アッパーマウントなど離れた部位であれば減退することが可能で、その減退効果は振動の力量と合金量により差がでるというこで、アッパーマウントに取り付けた場合に効果ある車と全く効果の出ない車ではその辺の違いがあるのでしょう。
だから制震ワッシャーをどこでも、なんでも付ければ良いという事では無いらしい。