ゆっくりと深呼吸しながら目を閉じれば
夢へと誘われ、その中に入ると
宇宙と繋がり始める。
2000年以降、人類は変革期を迎え
新しい時代を築いて行く事を余儀なくされ
嘘偽りなく、本質が問われる時代。
飯能ライブから一週間後、
私は信州の山地を訪れていた。
この時期、都内では考えられない風景の中
ひたすら歩き進むと
普段なかなか味わえない澄みきった空
風の氣に包まれて行く。
雪解け水のせせらぎを感じ
眩い陽光を浴びながら、
これから何を求め、どこへ向かうのか。
自家製粉して打った名物そばも味わえる
日帰り温泉大広間でのステージ。
木村山親方(タクト)との新ユニット
『W-タックライブin戸隠』
久しぶりのアコギと大勢の人々の前での演奏は
頭の中が何となく浮いて漂っている様で
自分はここに居るのに、
自分では無いような感覚もあった。
完治にはまだもう少しかかりそうだが
生と死の狭間を彷徨いながらも
現在、こうして生かされている事に
全てを受け入れ、何事にも感謝を込めて。