FacebookなどのSNSは、その人の発信だけでなく、読んでいる人のコメントも興味深くて、気づきが多いですよね。
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中期経営計画をしっかり作る会社は、かなり危ないと思う。
インプロヴィゼーションができないから。
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そういう発信をフェイスブックででしたら、本間正人先生が素晴らしいコメントをしてくれました。
これがとっても勉強になった。
こんな感じです。
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今の時代の５年間は、かつての数世紀に相当する激変がある訳で、５年計画にしばられていたら沈没するのは目に見えていますね。
１年計画でさえ、君子豹変す、の姿勢なくしては危ういと思います。
計画を立てること自体は良いと思います。
ただし、詳細すぎる計画のために無駄な労力を使わないこと。
多くの企業の経営企画室で、会議のための会議資料を作る仕事が多すぎます。
そして、立てた計画と心中しないことが大切。
会社の基本方針を定めたら、あとはざっくりした計画をつくり、実施しながら現場で微修正を行なえるような裁量権を与える。
もし必要とあらば、君子豹変して、大胆な大幅修正もいとわない。
そういう柔軟な姿勢が必要だと思うのです。
これを妨げているのが「無誤謬性の神話」。
「計画を修正したら、予測が誤っていることを認めることになってしまう」という囚われの気持ちだと思います。
環境は激変するし、昔と比べて企業経営に影響を与えるファクターが多くなりすぎて、完璧な予想なんて不可能なのですから、「間違い」を意識しすぎないことが重要です。
現代社会の経営にあっては、線路や道路の上を進むモデルではなく、瞬間に変化を続ける波に乗るサーフィンのイメージの方が近いのでしょう。
エクスマはまさに現場の対応力を高めるアプローチだと思います。
＜本間正人先生の2013年4月15日夜のコメントより＞
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この発信、経営にとっても役立つ発信ですよね。
詳細すぎる計画は誰のためにもならない。
時代の風を感じられなくなったコンサルの先生に
「もっと具体的に」
「この裏付けはあるのか？」
などと言われて、その作業をする。
優秀な社員の貴重な時間を使い、社員のモチベーションも下がる。
本来やらなければならない仕事が、計画の策定のために後回しになり、お客さまに迷惑をかける。
だいたい5年後なんてわかりません。
その計画通りの結果になったら、時代に合わない、どうしようもない会社になっている。
つまり、中期経営計画を実現したら、それは失敗ということです。
そんな計画、何のために策定するのでしょうね。
それだったら、お客さまのところに表敬訪問営業をしたほうが、まだマシです。
銀行なんかに提出するために中期経営計画をたてなければならないのかもしれない。
そんなのは「作文」と同じなんですから、適当に外注で作ってもらえばいい。
だって、誰も5年後の環境なんて、どうなっているのか予想できないのです。
このフェイスブックの発信には、たくさんのメッセージもいただきました。
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藤村先生、お久しぶりです、●●（会社の名前）の○○です。
経営計画や最近のＦＢ，ツィート激しく共感です。
●●も今は右往左往。。。
数年前、中期経営計画（戦略＆人事制度）のコンサルに任せた結果、目標との乖離も結果論。
戦略から人事制度にシフトしたり、右往左往しながらコンサルタントの言いなりに経営計画通りに進めて何一つ実現しませんでした。
人事もイエスマンばっかりで固めて。
まさに餅に書いた絵。
決めた計画をかたくなに目指して検証ばかり。。。
今思えばコンサルタントの勉強だったのではとかんじています。。
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とか、
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うちの会社も戦略系コンサルを入れて、中期経営計画と長期経営計画を策定しました。
その結果、業績は下降線、どうしてか？
それはお客様のほうをみなくなった。
そのときに去って行ったお客様の代償がいま大きくのしかかってきています。
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これでもまだ、環境を無視した、あなたの会社だけの
「中期経営計画」の策定をしますか？
時代は激変し続けるのです。