■幸不幸のしくみとは?
日曜日ですね。
もう北海道や富士山では、雪も降っていますけど、紅葉もまだだから、これから秋です。
秋の一日、ゆったりと、心おだやかに過ごしてくださいね。
ボクは今日も、講演の仕事です。
自分の何気ない言葉や行動が、思いもかけない結果を招くことありませんか?
何気なく言ったひと言が、相手にまったく逆に受け取られて、気分を害されたり
悪気はなくても、相手に受け入れてもらえないような言動をついしてしまう。
多かれ少なかれ、人間だったらこういうことあるんです。
以前・・・ボクが今よりも若く、今よりももっと傷つきやすい心をもっていた頃、とっても尊敬している年上の女性から言われたことがあります。
(もうその女性は亡くなっていますが・・・)
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日常、何気なくとっている行動
無意識のうちにとっている行動
これには、その人なりの意味づけがあります。
日常生活に中においてとるさまざまな行動はすべて、自分のこころの「欲求」から引き起こされます。
たとえば家族・友人・上司などから愛されたい、あるいは自分の行為をほかの人から褒められたい、認められたい。
自分はこれだけがんばったんだから成功したい。
などなど、さまざまな欲求が生じそれを満たすための一種のいらいらした感情心理的な緊張感が起こります。
その緊張から解放され欲求が成就したときの心の安定を求めて、一瞬のうちに心理が働き、その人はさまざまな行動をとるのです。
たとえば、食べたいという欲求が生じ、それが成就したとき、その人は心理的な緊張から解かれ心の安定を取り戻します。
眠りたい欲求がかなえられたとき、心理的緊張が解け、心が安定状態にもどるのです。
人間の幸不幸定めるのはこの「欲求」と「成就」の関係なのです。
人間というものはだれでも、満足を求めてやまない欲求をもっています。
それは決して悪いことではありません。
しかし、現実にそれが満たされつということは、ほとんどありません。
愛した人に愛されず
思わぬ人から思われたり
がんばってもがんばっても
思うようにいかなかったり
誠実にまじめに働いても
上司から認めてもらえなかったり
人生は欲求不満の連続。
常に心理的緊張の中にあるのが現実です。
社会の要求とも衝突せず
自分の欲求をも適切に処理する能力を持ちえた心
均衡のとれた心が重要になってくるのです。
これが健康な心です。
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『自分の意図とちがう受け取られ方をする』
『人に誤解されてしまう』
『誤解されて「どうしてそんな受けとりかたをするんだろ」と、相手を責めてしまう』
これはすべて、相手に問題があるのではなく、自分の心にそういう傾向があるということなんだそうです。
これはなおそうと思っても、なおらないんです。
「自分はそういう誤解される傾向にあるんだ」
そう認識するのが大切なんだそうです。
そうすることで言動もかわってくる。
無理になおす必要はないんです。
「認識すること」なんです。
あなたは、あなたのままで素晴らしい!
今日も周りの人を笑顔でしあわせにしてあげてくださいね。
Good Day!
Don’t Forget Your Smile !