■笑いとユーモアで始めないように 無敵のプレゼンテーション
高井戸倶楽部でのエクスマセミナーの様子
以前の「プレゼン」の記事で、
ということを言いました。
素晴らしい落語家の「マクラ」は、例外なく素晴らしいということも書きました。
「準備」と「練習」が必要、そういうことです。
聞いている人の心を一瞬でつかむ方法に
「笑い」と「ユーモア」があります。
笑いは万国共通で、場の雰囲気もよくなります。
さらに笑うということは、相手を受け入れるってことですから
「共感」も得られるってこと。
もしそういう状況になったら、それだけでプレゼンテーションが成功に近づきます。
だって、プレゼンテーションっていうのは、心を開いてもらって、共感を得るというのが目的ですからね。
でもね・・・
笑いとユーモアではじめるのは、難易度が、かなり高いのです。
なれない人がやっても、失敗に終わる。
よく笑いを狙って、大きくはずして、シラケているの人を見かけます。
笑わせてはじめるのがいいと思っている人もいます。
そんなことはありません。
笑わせる能力というのは、かなりレベルが高い能力なんです。
何度も何度もプレゼンやスピーチを繰り返し、聞いている人がどういうことで笑うのか、どういう話で笑うのかを身をもって体験してから、使っても遅くないのです。
決して『笑わせよう』なんて思わないように。
まず、慣れるまでは無難な始まり方にしましょう。