ポジショントレード 週次選定
今週の選定 5社
2026年7月14日 選定 / 数値は7月14日終値ベース
V3スコア上位から、モメンタム・流動性・業種分散・信用需給(買い残の健全性)でふるいにかけました。今回は機関投資家の買い増しが確認できた2社(カーブス・TRE)を含む、全社「20日高値ブレイク」のモメンタム銘柄。上方修正・自社株買い・増配など株主還元の動きがある銘柄が中心です。
1. 7803 ブシロード (その他製品)
◎ テーマ:TCG・ライブ/IPエンタメ(上方修正+自社株買い)
カードゲーム・ライブ・アニメIPのエンタメ企業。2026/6期はQ2で営業益29.1億(+68.5%)と急伸し、5/15のQ3時点で通期純利益を39億→55.2億円へ上方修正。7/1に上限800万株・20億円(発行済の5.89%)の自社株買いを発表(期間〜12/31)。20日+48.9%は今回TOP50中最強のモメンタムで、V3ランキングに★新登場で#6。20日高値ブレイク。
リスク:3営業日で+27%の急騰直後=飛びつかず押し目(370円前後)を優先。創業者側が約49%保有で浮動株が少なく値が飛びやすい。アナリストカバーなし=目標はテクニカル基準。IPヒットの浮沈。
エントリー 現値401前後(押し目優先) / 第1利確+12% 約449 / 第2利確 メド511(テクニカル) / 損切り-8% 約369
2. 7085 カーブスホールディングス (サービス業)
◎ テーマ:女性専用30分フィットネス/シニア健康需要
女性専用フィットネス「カーブス」を全国展開、会員数87.9万人と増加継続。4/13に通期(2026/8期)を上方修正し年30円へ増配(記念配含む)。Q3を7/13に発表済みで、翌7/14は+8.4%・出来高5倍と市場の評価は良好=決算またぎを通過した直後の週。Fidelityが8.80→9.18%へ買い増し(6/11報告)=機関買いの裏付け。信用倍率0.76倍の良需給・20日高値ブレイク。
リスク:決算好反応の翌日で短期過熱感(7/14 +8.4%)。目標1,172円はアナリスト1名×6M高値の平均でコンセンサスの信頼性は低め。人件費増・会員数の伸び鈍化。
エントリー 現値986前後 / 第1利確+12% 約1,104 / 第2利確 メド1,172(アナリスト1名×高値平均) / 損切り-8% 約907
3. 9247 TREホールディングス (サービス業・環境)
◎ テーマ:廃棄物処理・資源リサイクル/再生可能エネルギー
タケエイ×リバーHD統合の廃棄物処理・資源リサイクル大手。2026/3期は純利益147億(+19.9%)・5円増配の年50円、PER7.4倍は今回候補中で最安のバリュー。三菱UFJが5.00→6.22%へ買い増し、2/13に自社株買い・株主優待新設も発表。60日+36.8%・20日高値ブレイク・売買代金11億円。
リスク:アナリスト2名の平均目標2,150円は現値割れ=上値は高値ブレイク追随型。売上成長ほぼ0%で株価は還元・需給主導。災害廃棄物処理の収束で営業益は微減。
エントリー 現値2,253前後 / 第1利確+12% 約2,523 / 第2利確 メド2,745(テクニカル) / 損切り-8% 約2,073
4. 6951 日本電子 (電気機器)
◎ テーマ:電子顕微鏡・EB描画装置/半導体計測
電子顕微鏡で世界トップ級、半導体マスク製造用の電子ビーム描画装置も持つ計測・分析機器メーカー。AIメモリ・半導体という優先テーマの周辺に位置する。2026/3期は営業減益も純利益221億(+18.2%)。株価は60日+25.4%・20日+18.3%の回復トレンドで20日高値ブレイク、業種モメンタム(電気機器+4.5%)の追い風。アナリスト5名がカバー。
リスク:売上成長-9%・今期ガイダンスほぼ横ばい=業績は回復途上でモメンタム主導。アナリスト5名の平均目標7,660円は現値割れ=上値は高値ブレイク追随型。値動きが荒い(20日HV47.5%)。
エントリー 現値7,895前後 / 第1利確+12% 約8,842 / 第2利確 メド9,770(テクニカル) / 損切り-8% 約7,263
5. 9304 澁澤倉庫 (倉庫・運輸関連業)
◎ テーマ:総合物流・倉庫/資産バリュー・株主還元の見直し
渋沢栄一ゆかりの老舗総合物流。2026/3期は純利益63億(+29%)・増配、2027/3期は新倉庫の本格稼働で増収増益計画。20日+37.1%・60日+49.0%と上昇加速中で20日高値ブレイク。PPIH(ドン・キホーテ)が9.52%を保有する大株主で、2026/4/7付の変更報告あり。資産バリュー見直しの流れに乗る。
リスク:直近急騰に対応する明確な新材料が未特定(思惑先行の可能性)=サイズ控えめ前提。アナリストカバーなし=目標はテクニカル基準。新施設立ち上げコストで営業益-12%と実力線は途上。
エントリー 現値2,004前後 / 第1利確+12% 約2,245 / 第2利確 メド2,424(テクニカル) / 損切り-8% 約1,844
売買ルール:第1利確+12%/第2利確は目標株価か6ヶ月高値超え/損切り-8%を必ず設定。決算をまたぐ前はポジション半分に。5社とも14日以内の決算発表なし(カーブスは7/13発表済み・通過直後)。ブシロードは急騰直後のため押し目優先・サイズ控えめ、澁澤倉庫も材料未特定のためサイズ控えめに。
ご注意(免責)
本記事は個人の投資記録・情報整理を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。数値・見通しは作成時点(2026年7月14日終値ベース)の参考値で正確性を保証しません。株式投資には元本割れのリスクがあります。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。本記事により生じた損害について筆者は責任を負いません。