第12話 グッズレビュー
『神社』
今回は、『神社』についてレビューします。
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■なぜ神社
お正月、冠婚葬祭何かの事がある時、神社かお寺にお参りするのは
日本人誰でもの習慣です。
神社とか寺を手に入れたいというのではなく、生活の中で切っても
切れないものという事で物というよりも「場所」という観点から
グッズに取り上げてみました。
僕の孫たちも「ナム、ナム」と言うと、手を合わせる、神社を想像
するみたいです。
神様が見ているので、良いことをしなければ、感謝をシなければと
思うようです。こんな習慣はすごく良い事だと思ます。
神社に連れて行くと、やたらに素直になるのも不思議といえば
不思議な現象です。
なぜお寺ではなく神社かという…
特に理由はないかもしれませんが…
お寺は抹香臭い、お墓がある、暗いという感じがあります。
小さいころ住んでいた、家のすぐ上にお寺があって…
小学5年生から6年生のころ毎朝寺の鐘をつきにいっていた記憶
があります。
楽しいというよりも、寒い、眠い、暗い、苦行という感じが
あったのです。
その点神社はお墓はないし、ただお参りにいくだけなので
多くのいろいろな神様がいるし、楽しい感覚でした。
■神社とは
神社(カムヤシロともいう)とは日本固有の宗教である「神道」
の信仰に基づく祭祀施設です。
産土神、天神地祁、皇室や氏族の祖神、偉人や義士等の霊などを
神として祀っています。
文部科学省の資料では日本全国に約8万5千の神社があるそうです。
登録されていない数万の小神社を含めると、日本各地には10万社
を超える神社が存在していると言われてます。
また、近畿地方には生国魂神社など創建が古い神社が多く存在
します。
□祭祀の対象
祭祀対象は、神道の神であり、『八百万(やおよろず)』と
言われるように非常に多彩です。
神聖とされた、山岳や河川・湖沼などから、日本古来の神に
属さない民俗神、実在の人物・伝説上の人物や、陰陽道・道教の神、
神仏分離をまぬがれた一部の仏教の仏神等の外来の神も含まれます。
また、稲荷や猿、鯨等動物を祭神とする神社、子孫繁栄の象徴
としての男根を祀る神社もあります。
古くは神聖な山、滝、岩、森、巨木等に「カミ」(信仰対象、神)
が宿るとして敬い、社殿がなくとも神社としました。
現在の社殿を伴う神社は、これらの神々が祀られた、祭殿が常殿化
したものとされます。
神は目に見えないものであり、神の形は作られなかった。
神社の社殿の内部の御神体は神が仮宿する足場とされた、御幣や
鏡であったり、或いは全くの空間である事もあり、様々であります。
□呼び名
〇神社の名称
神社の名称のつけ方は様々です。
最も一般的なものは地名によるものです。
祭神名を冠するものが多いです。
また「~~座神社」というのもあります。
他に奉斎する氏族の名前を冠するものや、祭神に関連する語句を
冠するもの、神社の種別をあらわすもの、祭神の座数によるもの
等があります。
また由来が不詳である神社も少なくないです。
稲荷神社や八幡宮等、全国に広く分布するものはそれらの社名に
さらに地名を冠することが多いです。
天満宮は音読みで、八幡宮や浅間神社は音読みと訓読みの場合が
あります。
音読みでは社号を読むものは仏教の影響によると言われています。
天満宮は祭神である、天満天神が仏教の影響を受けているため、
漢語の社名となっています。
八幡宮と浅間神社はいずれも本来は「やわた」「あさま」と訓読み
をしましたが、神仏習合のもと仏教の影響で音読みが
定着したようです。
なお、原則として全ての神社を「~~神社」と称するようになった
のは近代になってからの事です。
近代においては、終戦まで神社はいわば国家の施設であり、法令上
の規則により神社と認められるのに、設備や財産などの条件があり
条件に満たないものは神社とされなかったのです。
〇社号
近世まで固有名の部分を除いた神社、大社、宮などの社号に特別な
基準はなく、一つの神社が状況によって異なる呼び方をされること
もありました。
明治時代に神社が国家の管理下に入ると公認されたもののみが神社
を名乗り大社、神宮などを名乗るには勅許などが必要とされました。
終戦後には政教分離により、国家、皇室が神社に直接関与しなく
なったため特に許可がなくても大社、神宮を名乗れるように
なりました。
伊勢神宮に代表される神宮号は、7世紀までさかのぼる古いもので
由緒が皇室神話に関わるごく少数が神宮となることを許されました。
明治時代には単に神宮といえば伊勢神宮をさしています。
明治天皇を祀る明治神宮が創設されると、他の天皇を祀る神社も
順次神宮に昇格しました。
こうして、歴史上の人物を祀る神社で、天皇を祀るものを神宮、
皇族を祀るものを宮、功臣などを祀るものを神社としました。
しかし仁徳天皇を祀る高津宮や難波神社は神宮と呼ばないように
全てにおいて、天皇を祀るものを神宮と呼ぶわけではありません。
大社は江戸時代までは、杵築大社(現在の出雲大社)、熊野大社
の2社が名乗っていましたが、明治時代からは、大社を名乗るもの
は出雲大社のみでありました。
戦後は神社のうち26社が大社を名乗っています。
□上社・下社
神社には、上社と下社、或いは上の宮、下の宮など2社に分かれる
「2社制」が多く見られます。
中には上社、中社、下社の3社に分かれる「3社制」もあります。
上社と下社はその位置関係から上手のものを上社、低地のものを
下社と呼ぶことが多いです。
また、本宮、本社から見て深奥部にあるものを、奥社、奥の宮、
奥院、山宮と呼び、人里近いものを前宮、里宮、口宮などと
いいます。
□施設と設備
鳥居の中の区域一帯を「神霊が鎮まる神域」とみなします。
神社の周りには鎮守の森という森林がある事が多いです。
御神木と言われる木には注連縄を結ばれているものもあります。
神社の入口には境内と俗界の境界を示す鳥居があり、社殿まで参道
が通じています。
参道のそばには、「身を清める」手水舎、神社を管理する社務所
などがあります。大きな神社では神池や神橋も見られます。
神殿は本殿や拝殿からなります。人々が普段参拝するのは拝殿で、
神体がある本殿は拝殿の奥にあります。
本殿と拝殿の間に、参拝者がお賽銭を供えるための幣殿が設置
されることもあります。
神社の敷地内にはその神殿の祭神に関係ある神や、本来その土地
に祀られていた神を祀る摂社や、それ以外の神を祀る末社があり、
両社合わせて摂末社とよびます。
境内の外にある摂末社は、境外社と呼ばれます。
また、神仏習合が始まる奈良時代以降は、神社の境内に神を供養
する神宮寺(別当寺、宮寺)が立てられたり、神社内に寺院が建て
られたりしましたが…
明治初期の神仏分離令により、神社と寺院は分離され、神社の境内
の五重の塔や仏堂なども撤去され、神職と僧侶も区別されました。
□建物
宮大工による木造の日本式建築が多いです。
現代ではビルの中にある神社もあり、必ずしも日本風の建物ばかり
ではありません
ただ神体が鎮座する本殿の形は日本式建築であります。
神社は周囲に森がある事も多く、夜間は警備もしにくく、放火など
も見られます。
そのため、一部では警備会社と契約して機械警備などを行なう
神社もあります。
多くの神社に共通する施設としては以下のものがあります。
・鳥居(とりい)
・参道(sんどう)
・燈籠(とうろう)
・狛犬(こまいぬ)-神使、眷属の石造
・手水舎(ちょうずや)-身を清めるための手水の場
・拝殿(はいでん)-本殿の手前にある参拝用の施設
・幣殿(へいでん)-拝殿や本殿と一体化が多い
・本殿・神殿(ほんでん・しんでん)-神体が鎮座する建物
・神楽殿(かぐらでん)-神楽を奉奏するための建物
・舞殿(まいどの)
・絵馬殿(えまでん)
・摂社・末社(せっしゃ・まっしゃ)
・社務所(しゃむしょ)、授与所
・古札所(こさつしょ)、納札所-祈願のお礼や古いお守りを納付
・社庭(庭園・付属公園・神苑など)
本殿と神殿は別とされることもありますが、通常は同一の建物の
中にあります。
常設とされる施設でも、絵馬殿など時代によって変化するものも
あると思われます。
これらの共通する施設も存在しないところもあり、一定の目安
として示しました。
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