『【10】「鼻の機能と形状の回復」 を経て』 は2019年の終わりに書いたものです。 (昨年末に公開設定にしました。)
✅ 2年半に及ぶ裁判が終わったあと、2016年12月に鼻のかたちを元の状態 (元に近い状態) に戻す手術を受けたので、現在はこの修復手術からちょうど5年が経過したことになります。
【鼻中隔下制筋・鼻筋 (鼻翼部) ・上唇挙筋】
✅ 耳鼻咽喉科医に鼻付近の表情筋を複数切られたせいで、鼻をすする動作が全く出来なくなるという機能面の問題までもが生じてしまっていましたが、これも同時に回復させることが出来ました。
凹んでしまってグラグラになった箇所 ( 「鼻柱基部」 ) に軟骨を移植したことで、以前と同じように鼻から強く息を吸ったときに小鼻がシュッとすぼまるようになったのです。
✅ 鼻をすするときの小鼻をすぼめる動作という普段無意識に行っている動作が全く出来ないことは、私のように花粉症や寒暖差アレルギーのある人にとっては、外出時にはティッシュで押さえていないとうっかり鼻水が落ちてしまうという事態にも繋がります。
この機能面の問題は、鼻の変形という大きな問題に比べると些細なことかもしれませんが、自分の鼻を自分の鼻と感じられないもうひとつの深刻な要素となっていました。
✅ 小鼻が微動だにしない不具合については治る希望が持てずに諦めていたので、術後、この問題がすっかりと解決していると気づいたときにはあまりにも嬉しくて形成外科医の先生に喜びの報告をしました。
先生も結果に喜んでくださり、私の 「嬉しい」 という言葉を (記念に?) 電子カルテに入力してくれました。大袈裟ではなく私の命の恩人であり、信頼する大好きな先生です。
✅ 耳鼻咽喉科医がレーザーメスで切った傷痕は今も歯茎 (上顎骨の筋肉の起始部) に白く線になって残っています。口の中は切られたままです。
✅ レーザーメスで無闇に切られた表情筋を縫い戻すようなことは現実的に不可能ですので、これは根本治療とはいえないのかもしれません。
しかし、この修復手術によって理不尽に奪われたものを取り返せたのは確かです。
どのようにして鼻の変形を治してくださった先生と出会えたのか、この経緯をまとめておきたいと思います。
<顔の筋肉を切られたと知らされた日>
→《泣いている人を放っておけない。連休でも関係ない。早く診たい。》
— EvTRiMCg (@EvTRiMCg) 2021年12月24日
ゴールデンウィーク中に呼び出され、そこで初めてこの医師が患者の顔の筋肉を切っていると知らされました。問い詰めに問い詰めた結果です。 (乳幼児も同様に複数の筋肉を切られていると後々知ることになります。) → 2/5
→ ならない」と伝えました。
— EvTRiMCg (@EvTRiMCg) 2021年12月24日
すると、この耳鼻咽喉科医はこのような言葉を私に投げつけ開き直りました。
《外見の変化があろうとなかろうと私には関係ない。》
《ここは呼吸改善を目的にした病院だ。外見については関知しない。》
《今後数年後10年後、手術をして良かったと思うはず。→ 4/5
✅ 耳鼻咽喉科医が 「上唇小帯」 の手術だと言いながら患者の顔の筋肉 (表情筋) を切っているという事実を私が初めて知ったのは、「2012年4月29日」 のことでした。
✅ 耳鼻咽喉科医は、《筋肉を切っているから (自分は) 元には戻せない。》 《パタカラで一緒にリハビリしていきましょう!》 などと言うのみで、「根本的な解決策を考えてほしい」と伝えた私に対して、《 (自分には) 元に戻すような解決策はない。》 《切ったものは元に戻せない。縫ったり? 無理でしょう。》、さらには、《外見の変化があろうとなかろうと私には関係ない。》 などと開き直り始めたため、「解剖学的なことを形成外科医に相談しなくてはならない」 と告げ、その日の話し合いは終了しました。
<一番最初に相談した先生>
当時、「形成外科」 にかかったことのなかった私は、何のつてもなく、相談すると言ったものの一体誰に相談すればよいのか途方に暮れました。
色々と考えあぐねた末、時々医療レーザー脱毛で通っていた皮膚科が 「形成外科」 も標榜している病院だったと思い出し、5月の初め、唯一の接点ともいえるその病院の院長先生に問い合わせてみました。
耳鼻咽喉科で口の中から顔の筋肉を切られたことなどの事情を伝えると、初めて耳にする特殊例に困惑されながらも診察していただける運びとなり、予約を入れました。
✅ 初めての 「形成外科」 での診察でわかったことは、筋肉を切られたといっても 「何の筋肉をどの範囲で切られたのか」 特定出来ないと何ともいいがたいという事実でした。
✅ また、相談先のアドバイスもいただきました。 「鼻」 といえば……と2つの美容外科クリニックの名前を挙げてくださり、「JSAPS (日本美容外科学会) 」 専門医という形成外科専門医を取得している美容外科医の先生方の存在も教えてもらいました。
さらに、大きな病院の 「形成外科」 への紹介状も書いてくださいました。
✅ 熱心に私の訴えに耳を傾けてくださる先生に一番最初に出会えたことも、その先生が偶然にも 「JSAPS」 の専門医の資格を持つ先生だったことも、私にとって幸運でした。
雲をつかむような状況から一歩踏み出すことが出来たのです。
✅ 教えていただいた2つの美容外科クリニックに問い合わせると同時に、診察に備えるためにも耳鼻咽喉科医に 「何の筋肉をどの範囲で切ったのか」 具体的に吐かせる必要が出てきました。
→ 【12】
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“ 形成外科では少なくとも5年間、日本形成外科学会が認める医療研修施設において形成外科に関わる研修を義務づけ、所定の専門医認定試験に合格した者が形成外科専門医となります。”
“ 日本美容外科学会 (JSAPS) は原則として日本形成外科学会の専門医を持つ医師によりその正会員が構成された会で、…… ”
“ 美容外科に一定以上の経験があり、厳しい審査をパスされた医師だけが日本美容外科学会専門医となります。”
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◆ 「専門医制度について|一般社団法人 日本美容外科学会 JSAPS」




