LTVの向上と単価アップの方法について
具体例を述べながら解説しています。(前回に引き続きですが)
ここでは3つの方法だけではなく、
私があなたにお伝えしたい体験談も共有します。
1つ目は、お客様の意見を尊重し、改善を行うことです。
お客様からのフィードバックを受け入れ、
サービスの質を向上させることで、
顧客とのコミュニケーションを築く方法です。
具体的な体験の1つ目は、
BASE FOODという食品のD2C通販企業です。
BASE FOODはBASE FOOD LAB
とうコミュニティをもっています。
この中で、5年間で300件の改善、
改良をして製品品質やサービス
向上に努めたそうです。
月に置き換えると5件ということになり1週間に1回以上は
改善・改修をしていたことになります。
2つ目は、お客様に役立つ情報を提供することです。
使用方法や使い方の動画などを通じて、
お客様の疑念や悩みを解決し、商品の価値を高めていく方法です。
こちらも、最初に間違った使い方をすると
途中で挫折をしてしまいます。
カーブスの会員誌(小冊子)の
ようにきめ細かい対応をすることでそのネタをコンテンツ化
し冊子にまとめています。
名称はカーブスマガジンです。
マガジンというだけあって、会員になってくれ!という
単に宣伝だけではありません。
カーブス会員のリピート率の高さは、単に「運動」のみを
サポートしているのではなく、「食事」などからも健康を支えています。
是非、メルカリでも販売されているカーブスマガジンの会員誌を
購入してみてください。
たくさんのヒントが載っています。
オススメは、2022年冬号のVOL62です。
不健康がお財布をひっぱくする時代
健康は資産だ、の特集1です。
3つ目は、特別な体験価値を提供することです。
お客様の声からアイデアを得て、特別な
体験やサービスを提供することで、
新たなビジネス機会を創出する方法です。
特に推しと言われているファンには体験がセットされて
います。
この推しは人とは限りません。
私のクルマクラブにもユーザーにとてもやさしい
イベントがあります。
例えば、先週であれば富士スピードウェイを新旧の
ポルシェが疾走するユーザーイベントが開催されました。
この「The Fest.」開催のイベントも
販売店の社員スタッフ全員が作り
おもてなしをしていました。
イベント会社は入っていませんでした。
200代以上のポルシェパレードランまでがあり、
ヤフーニュースに掲載されていました。
ポルシェ生誕75周年・911生誕60周年・
EBIグループ創設25周年という節目と併せて大きく
展開していました。
周年企業には参考になるかと思います。
これらのことからお客様の大切にしていることを理解する
常連客と一見さんに差をつける、小さなことでも忘れない、
無視しない、共感するという
「事前期待を超える」事例を紹介しました。
事前期待を超えるとはこのような「ワクワク」が入っていることが
とても重要です。