snaq.meはテクノロジーを活用して新しいおやつ体験を提供しています。
具体的には、健康を意識する女性向けのサービスです。
1分ほどで終わるアンケートに答えると、
自社で製造する100種以上の「美味しくて健康的なおやつ」を、
一人ひとりの好みに合わせて用意してくれる
組み合わせをテクノロジーで実現しています。
すべてのおやつが人口添加物、
ショートニング、白砂糖を不使用ということで、
製品にもこだわりをもっています。
「おやつの時間を価値あるものに。」
というキャッチコピーは、ダイエットは
したいけどおやつは楽しみたいという
女性の心に響いているのではないでしょうか。
ブランドのコンセプトと製品の質が、snaq.meが
成功している要因の一つになっています。
食品D2Cブランドの成長が見込まれる背景
新型コロナウイルスによる感染症の拡大により、
外食の機会が大幅に減りました。
2020年5月の統計では、2人以上世帯での
食料支出に占められる内食が24%と過去最大を記録しました。
米や麺類・生鮮野菜・生鮮肉・乳製品など、
複数の種類の食品において支出が伸びたことが分かっています。
緊急事態宣言が6月に解除されてからも、
新規感染者数は増減を繰り返しており、今後長期間に渡って注視が必要です。
そのため、これからも内食や中食などの需要が
中長期スパンで高い水準を保つことが予測されています。
気軽に外食ができなくなってしまったコロナ以降、
ただ食品を買うだけでなく、世界観や体験を提供する
D2Cブランドも伸びが期待できます。
D2Cと親和性が高い食品ブランド
食品は日々の生活において必須となるものなので、
ブランドストーリーに共感を得やすいことから
D2Cビジネスとも親和性が高いと考えられます。
snaq.meのブランドも「世界観」「ストーリー」を重視しており
従来のフード業界にはないサービスを提供する点が違いを生んでいます。
製品ラインナップ、販売方法、ブランドの目的は
それぞれ生い立ちによって異なるので、
D2Cブランドの立ち上げ創業時には
「D2Cならコレ」とこだわり過ぎず、
他社の先行事例を参考に様々な選択肢を視野に入れるとよいです。
その他の強みとして
オンラインとオフラインの組み合わせ
もともとオンラインサービスとしてスタートし、
2023年からオフライン事業も手がけています。
まさに、コト付きモノで体験化することができます。
また、社会貢献活動として
売上の一部を復興支援のために寄付しており、事業活動を知って
頂くことで消費者との信頼関係を築いており、
ファンの取り組みもできています。