ど基本-長期トレード⑦- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回も金融トレードに必要であるであろう
経済と金融の基本について、確認していくっす。

株式投資信託においては、「売り時」は、長期スパンの月足で、
オーバーシュート気味の相場を見つけたら、
5年~8年スパンの月足で、「ダブルトップ」、「ヘッドアンドショルダー」が出たか、
それらの「ネックライン」や上昇中に形成されていた「サポートライン」が割れたかなどで判断したっす。

「買い時」は、長期スパンの月足で、
サポートライン付近に価格が戻ってきた相場を見つけたら、
5年~8年スパンの月足で、「ダブルボトム」、「逆ヘッドアンドショルダー」が出たか、
それらの「ネックライン」や下落中に形成されていた「レジスタンスライン」が割れたかなどで判断したっす。

これができる前提条件としては、
株式投資信託は、ファンドマネージャーによって、
経済成長している企業(潰れない会社)に
分散投資されていること


金利や量的緩和などの金融政策によって、
通貨や国債(長期金利)以外の商品価値が
相対的に上がり続ける
ことっす。

つまり、買ったものが上がり続けるわけですから、
株式投資信託における長期トレードのリスクは
ほとんどありません。

気をつけるべきは、時間のリスク=寿命の長さっす。

長期的には緩やかに価格は上昇しますが、
短期の値動きはそうなるとは限らないので、
年齢が若ければ若い方が、
有利であるにはちがいありません。

これまではトレードにおける最小限の要素が含まれる
株式投資信託について述べてきましたが、
長期的に一方的に上昇しない金融商品である外国為替、債券なども
最安値で買う、最高値で売るを実行すれば利益は取りやすいっす。
(。・ε・。) ソリャ ソウダワ

株式投資(自分で銘柄を選択する投資)にあたっては、
企業価値の高い企業の株式については、
株式投資信託と同様に、
ほぼ永遠に上昇し続けますが、

顧客と経営陣、商品やサービスのリサーチや、
財務状況など、チェックするべき項目がかなり多いため、
これはバリュートレーダー編で説明するっす。


株式ではない外国為替、債券、
コモディティ(エネルギー類、貴金属類、農産物類などの商品)などの金融商品は、
値動きが一方向ではありません。

それぞれの市場の特徴については、
マーケット編で説明するっす。


外国為替や債券のように、経済格差の無い国の通貨同士では
一方的に上昇するだけではなく
ボックストレンドや下降トレンドもありうるので、
株式と比べるとリスクは高まります。

「リスク」とは、「不確実性」という意味で、
つまりどうなるかわからないということっす。

どうなるかわからない場合に必要なことが、
十分な安全域を取るというプロセスです。

安全域とは、投資対象の価値と投資対象の価格
との差分っす。
ベンジャミン・グレアムは、その幅を「安全域」と呼んでたっす。

長期的には価格は価値に対して収れんするという
平均回帰の原則に基づけば、
価値以上の価格で株式や債券を買った時には、安全域は狭くなり、
価値以下の価格で株や債券を買った時には、安全域は広くなるっす。

要は価格が価値以上の高いときに買うと損しやすく、
逆に価格が価値以下の低いときに買えば利益を生み出しやすいということです。

この概念を、「空売り」に応用したのが、
ジョージ・ソロス氏で、彼の空売りの手法は、
「価値以上の価格で売っても、また安全域は広くなる」という
考えに基づいた行動であるとneetonは推測するっす。
ヘ(゚∀゚*)ノ トウシタイショウノ カチヲシルコトガ ジュウヨウナノデス

株式や株式の投資信託ではない、
長期スパンにおいても、
上昇トレンドが継続しないマーケットであったとしても、

価値の低いものを天井値=これ以上上がらない価格で売り、
価値の高いものを底値=これ以上下がらない価格で買えば、
十分な安全域が取れるため、
リスクを管理できるとneetonは考えているっす。

具体的には、
インカム・ゲイン(利回りによる収益)が多く、リスクが低い市場、
またはインカム・ゲインが少なく、リスクが高い市場を見つけた後、

できるだけ長い時間軸の月足に
トレンドラインと補助線を引いて、
ボラティリティ=キャピタル・ゲインによる期待ROIを算出し、
(補助線を超える位、オーバーシュート気味の相場ならなお良い)

それらに基づいて、
エントリーポイント(仕掛け)、イグジットポイント(利喰い)、
ロスカットポイント(損切り)を設定する
ことによって、
十分な安全域を取ることができるっす。
(このプロセスは、特に短期トレードにおいても必須っす。)

但し、ここでも重要なのが、
ボラティリティ=期待ROIと
損切り額=一回あたりの許容投資額との関係(つまり割合)であって、
勝率をカバーするだけの損益率(期待ROI)が必要となるっす。

簡単に言えば、9回負けても(勝率が悪くても)、
1回の勝ちで取り戻せるだけのROIがあれば(損益率が高ければ)、
損失を十分カバーできるし、
そういう見込みのある取引のみ心がけようということっす。
ヽ(;´ω`)ノ カナリモウカリソウナトキシカ ショウブスルナト イウコトデス


次回も、長期トレードについて確認するっす。


neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。



最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。