経済と金融の基本について、確認していくっす。
投資の本質=金融(お金の融通、つまりお金の貸し借り)という本質に
ようやく辿り着いたneetonは、
金融屋が限界まで貸倒れ=損失のリスクを減らし、
限界までROIを高めるために、
何を基準にどんな債務者にどれくらいの金額を貸し付けるのかを、
もう一度よく考え直してみることにしたっす。
一つ目の切り口としては、金融屋は基本的には、
収入(もしくは見込み)=生産性に応じただけの
金額しか債務者に貸し付けないっす。
しかしこの基本的なルールに反して、
金融屋が生産性の低い債務者に高額な融資を
行う場合があるっす。
それは、本人またはその肉親が、
破産した場合の担保となる資産を持っている場合っす。
金融における担保とは、
債務者(お金を借りた人)が利息の支払いが困難になった場合、
債権者(お金を貸した人=金融屋など)に対する
元本や利息の返済を確保する手段となる資産のことっす。
例えば、土地、家屋、有価証券、車両、機械、商品、貴金属などのことで
債務者の支払いが滞った場合、
これらの資産を取り上げた後に、
売り払って、お金に変えてしまうための手段になるっす。
ウシジマくんも債務者の支払いが滞った場合、
債務者が受け取るはずの慰謝料、養育費、給付金、年金を差し押さえたり、
テレビ、パソコン、教科書やランドセルを持って帰ったり、
最悪、債務者自身を奴隷として売り払うこともあるみたいっす。
(人間自身も資産になりえますが、
日本国憲法で人身売買は禁止されているっす。)
また、債務者からの回収が厳しい場合は、
債務者の親や娘に取り立てに行ったり、
親が現金が持っていない場合は、
家を売らせるなどして、借金を返済させることもあるっす。
但し、資産があっても負債がある場合、
相殺(相反する力をもったものが、互いに打ち消し合うこと)されてしまうので、
どれくらいの資産があるのかだけでなく、
どれくらいの負債があるのかも確認しておく必要があるっす。
これを国家に置き換えると、
資産には、現金・預金、有価証券(米国債など外貨証券)、
地方公共団体への貸付金、
有形固定資産、無形固定資産など、
負債には、政府短期証券、公債(国債)、
公的年金預かり金、退職給付引当金などがあるっす。
この中でもトレードにおいて注目すべき項目は、
資産においては、有価証券(米国債などの外貨証券)で、
これらは、外国為替相場を安定させる目的で、
各国の通貨当局が外国為替市場へ介入するために保有されるので、
外貨準備高とも呼ばれるっす。
ちなみに日本の外貨準備高は、
中国に次いで世界第二位なので、このことは、
世界の金融市場にROIが高い(魅力的な)投資先が無い場合に、
日本の金融市場にお金が集まる要因の一つになるっす。
また負債においては、
国債で国債とは国家の借用証書のことっす。
一般的に負債は、
3年以内に返済できる額が妥当とされ、
それを超えると債務超過気味であると判断されるっす。
ヘ(゚∀゚*)ノ ソコカラサキハ マインドゲーム
また、国家における親にあたるものは、
通貨当局である中央銀行の中央銀行である
世界銀行やIMFなどの国際金融機関などが考えられますが、
ヘッジファンドなどのROIを維持するための経済支援は
行わないという考えが主流かと考えられるっす。
その実例がロシア財政危機っす。
ロシア財政危機については、こちら をクリック。
まとめると、
金融市場に魅力的な(ROIの高い)投資先が無い場合、
金利や生産性(GDP伸び率)の低い国の通貨でも、
負債に対して資産が多い場合、
通貨価値(≒需要)が高まることもあるっす。
もちろん、金利が低い上に、生産性(GDP伸び率)も低く、
資産よりも負債が多い国の通貨は、通貨価値(≒需要)が低いので、
ヘッジファンドの標的になりやすいのは、言うまでも無いっす。
(/TДT)/ ギリシアトカ スペイントカ・・・
次回も、投資の基準について確認するっす。
neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。