経済と金融の基本について、確認していくっす。
不況(デフレ)の時に金融商品は最も割安になり、
好況(インフレ)の時に金融商品は最も割高になるということっす。
つまり、不況の時に底値で買い、
好況の時に天井値で売ることを目指せば、
かなり高いROIを期待できるっす。
では、大底と天井はどう判断すればいいかというと
チャートパターンっす。
とりわけ、不況時においては、
ダブルボトム、もしくは逆ヘッドアンドショルダーっす。
チャートパターンを確認する方は、
こちら をクリック。
私の経験を元に説明すれば、
911事件のニュースが流れた直後、
アメリカの株価が急落していたっす。
その後、アメリカの景気が転換すると、
月足チャートが、
頭の無い逆ヘッドアンドショルダー(トリプルボトムに近い)
みたいな形を形成したっす。
この大底を予感させるような
チャートパターンが形成された時の私の心理は、
(本当はもっともっと下がってくれて
出来るだけ安く大量に買いたい)と思ったのですが、
(もうこれ以上下がってくれないから
あきらめてこの「価格(安さ)」で買っちゃおう)という状態っす。
「もっと安く買いたいけど、
これ以上安くは買えないだろうな」と諦めた時が、
最高の買い時だと思うっす。
次に、不況時のダブルボトム、もしくは逆ヘッドアンドショルダーと
同じくらい重要なチャートパターンが、
好況時のダブルトップ、もしくはヘッドアンドショルダーっす。
私が投資信託を仕込んだ後のチャートと
心理を元に説明しますと・・・
大底をうったアメリカの景気(景況感)は、
その後、どんどん回復し、
平均株価も比例して伸びていったっす。
この時のneetonのパフォーマンスは、
年間100万を超えていたので、
毎月の口座残高が送付されてくるたびに、
超テンションが上がっていったっす。
毎週チャートを見ると、
時折、小さな下落により押し目が形成されましたが、
基本的にはきれいな上昇トレンドが形成されていたっす。
しかし、その後・・・
ある時から、口座残高が増える速度が落ちていって、
今度は最高値を下回るという事態が、
発生したっす。
チャートを見ると、
押し目どころではなく角が一本出来たみたいな形、
(ダブルトップを半分に割った形)に
なっていたっす。
この時のneetonの心理は、
「おいおい、このままずっと下がるんじゃねえか？」
と暗闇で背筋に冷たいもの感じた時のように
非常に不安な気持ちになっていたっす。
すると・・・
一旦、株価は持ち直したっす。
しかし、角が出来た時以上の価格にはならなかったっす。
大体、天井値が$1500くらいで止まっていたと思うす。
そして、今度は平均株価が前に下がった価格位にまで、
下がっていったっす。
当時は気づかなかったですが、
今になって振り返ると、
ダブルトップを打ったあとにネックラインを割った状態になっていたっす。
「これは、もう限界じゃねえのか。
やばそうだから、逃げよう。」
そう感じた私はその週の土曜日の午前に
投資信託を解約に行ったっす。
この時、天井値では売り切ることが出来なかったですが、
元本に近い利益を出すことが出来たっす。
(今考えれば、ベストの手仕舞いだったと思うっす。)
この心理を身近な例で例えると・・・
パチンコで1000円突っ込んで
その後確変を引き10連チャン以上し、
その後300回転ほど回して確変を引いたが
2連チャンで終わったおっさんが、
「流石にこれ以上は出ないか・・・
もう充分出したから今日はもう帰ろう」という
勝ち逃げの心理(欲をかいて勝ち額を減らしたくないとう心理)に
非常に近いと思うっす。
つまり・・・
自分はもっと高く売りたいけど、
これ以上高くならないだろうから
これくらいで売って利益を確定させようという心理になった時が、
ベストの売り時だと思うっす。
(仮に天井にならなかったとしても、
割高で売る＝多くの利益が確定することには変わりないっすから。)
しかし・・・
それから一年もたたないうちに
相場の鬼たちに食い物にされてしまうことになろうとは、
欲の皮が突っ張っり、さらには天狗になっていたneetonは、
その時、夢にも思っていなかったっす・・・
（/TДT)/ ｲｯｼｮｳﾜｽﾚﾙｺﾄｶﾞﾃﾞｷﾅｲ ﾀｲｾﾂﾅｵﾓｲﾃﾞﾃﾞｽ・・・
次回もチャートについて確認するっす。
(今から書くので明日アップ予定っす。)
neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。