経済と金融の基本について、確認していくっす。
外国為替取引において、
最も価値の高い通貨を買って、
最も価値の低い通貨を売れば、
価値に対して価格が反映した時に
利益を出すことが出来るっす。
GDP、金利と物価上昇率、GDP成長率、
税収と国債(国家の負債)、失業率について、説明してきましたが、
これらは通貨の絶対的価値についての尺度となるっす。
つまり、ある国の経済が安定しているかどうかを
表す指標になるっす。
絶対的価値に対して、相対的価値というものがあり、
これは、他と比べてどうなのかという価値のことで、
外国為替で言えば、どの国の通貨が最も価値が高く、
どの国の通貨が最も価値が低いのかということっす。
通貨の相対的価値についての尺度となるものが、
経常収支っす。
経常収支とは、ある国が他の国に対して
儲かっているかどうか(貿易赤字か貿易黒字か)を評価する基準のひとつで、
「貿易収支」「サービス収支」「所得収支」「経常移転収支」
の4つから構成されるているっす。
経常収支が黒字の場合、
海外から自国に他国の通貨が流入してくるので、
中央銀行が新たに自国の通貨を発行する必要がないっす。
さらに、他国の通貨を持っていれば、
その通貨で他国の資源を買うことができるので、
他国の資源を自国に貯蓄しているのと同じことになるっす。
ヽ(;´ω`)ノ チョチクシテイル ツウカノカカクガ ゲラクスルト コウカンデキル カチモヘリマスガ・・・
逆に経常収支が赤字の場合、
海外へ自国の通貨が流出していくので、
中央銀行は不足した通貨を補うために
新たに自国の通貨を発行する必要があるっす。
さらに、他国が自国の通貨を持つと、
その通貨で自国の資源がいつでも買われる状態にあるので、
自国の資源が他国に貯蓄されているのと同じことになるっす。
こうなると、モノやサービスに対して、
通貨が余っている状態になるわけですから、
インフレの可能性が高まるっす。
つまり、経常収支は、長期的に見れば、
通貨の価格が上昇する方向にあるのか(強い通貨なのか)
下落する方向にあるのか(弱い通貨なのか)を
判断する材料の一つになるっす。
アメリカを例にすると、
経常収支は赤字なので、(=インフレ気味になっているので、)
長期的に見れば、通貨の価格がどんどん下落しているっす。
(´Д`;) イワユル フタゴノ アカジノ エイキョウデス
ちなみにアメリカは貿易赤字で
日本へ流出した米ドルに対しては、
日本に米ドルで米国債を買わせて、
ドル資金を還流(流入)させているっす。
(`・ω・´) コクサイノキンリイガイノ ドルガニホンニ モドルコトハ ナイダロウナ
帝国循環については、
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次回は、景況感について書くっす。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。