ど基本-ROI- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回も金融トレードに必要であるであろう
経済と金融の基本について、確認していくっす。

金融トレードはもちろん
ビジネスやマーケティング
果てはギャンブルまで
絶対に外してはならない指標があるっす。

それは何なのかというと
ROI」と呼ばれるものっす。

ROIとは、Return on Investmentの略で、
日本語に訳すと投資対効果と言う意味っす。

つまり、投資効率に関する指標っす。

ようは、いくらお金を突っ込んだら、
どれくらいの時間で、
いくらになって戻ってくるのか
という指標っす。

細かい意味合いによって、
ROIC(投下資本利益率)とか、
ROE(株主資本利益率)とかいう言葉もありますが、

あまり細かい意味の違いにこだわらず、
ざっくりと、ROI(投資対効果)と覚えておけばいいっす。

繰り返しますが、いくらお金を突っ込んだら、
どれくらいの時間で、
いくらになって戻ってくるのか
という考え方っす。


ここで重要なのは、
単にROIという言葉を覚えるのではなくて、
ROIで考えることを習慣化するということっす。
これもお金儲けの鉄則の一つっす。

ROIで常に考えて、どのような行動をおこせば
儲かるのかというと、

ROIの最も良いと思う金融商品と手持ちの種銭とを交換(トレード)し
ROIの悪いもの、もしくはROIがどうなるのか先が読めないものには、
今ある手持ちの資金と交換(トレード)しない。

また、トレードしてしまった後に、
ROIが悪くなってしまった場合、
もしくは、ROIがこの先どうなるのか読めなくなってしまった場合には、

即、利食い(テイク・プロフィット=利益の確定)
もしくは損切り(ロス・カット、ストップ・ロス=損益の確定)

しなければならないということっす。

先に述べた通り、
ROIとは、いくらお金を突っ込んだら、
どれくらいの時間で、
いくらになって戻ってくるのか
という指標なので、

ここでいうROIが悪くなっている状態とは、
利益が出るまでに考えていた以上に時間がかかる、
そもそも収支がマイナスになってしまっている状態を指すっす。

(パチンコに例えると、2000円以内でかかると思ったのに、
それ以上にお金がかかってしまっている状態、
物販に例えると、在庫が1ヶ月以内にさばけなかった状態に当たり、
そうなった場合には、何か特別な打開策がない限り、ロスカットしろってことっす。)


投機(短期トレード)でよくある負けのパターンが、
上がるもしくは下がると思って
手持ち資金と別の金融資産を交換する(トレードする)と、

いきなり値動きが変わって、
利益が伸びない、もしくは損までしてしまったが、
それでも手仕舞い(利益もしくは損益の確定)ができずに、
どうにもできなくなってしまって、

気がつけば、新たなトレンドに乗り遅れ、
損益がどんどん膨らんでしまっているというものっす。


このような自分の意思で資金管理が出来なくなっている状態での罠が、
損失が出ない、もしくは損失が出てしまったが、
手仕舞いせずにほっておいて
利益が出てしまうパターンっす。

この状態は、たまたま運良く利益が出てしまった状態ですが、
このように自分の意思でトレードするのではなく、
自分の願望(自分の思い通りになって欲しい気持ち)
でトレードしてしまうことが習慣化すると、


自分の判断で手仕舞いができなくなる、
つまり自分の意思でトレード出来なくなり、
さらには自分の金融資産をコントロール出来なくなるということなので、

長期的な視点で考えると、損をする(たった一回の負けで、
手持ち資金のほとんどが消し飛ぶ)確率が非常に高くなるっす。
。(´д`lll) スウネンマエノ ワタシノヨウニ・・・


ですので、利益が出たか損失が出たかだけに
意識をフォーカスするのではなく、
利益が出るまでに、どれくらいの時間がかかるのかを
常に意識しておく必要がある
っす。

私見ですが、
利益が出るまでに時間がかかりそうなポジション≒ROIが悪いポジションは、
手仕舞っておいた方が良いと思うっす。

(値動きが激しくなれば、実際にそうなってから、
またトレードすればいいだけの話ってことっす。)

但し、投資(長期トレード)に限っては、
ファンダメンタル分析による根拠があれば、
短期のROIに振り回されないという考え方も
正解であると考えるっす。


投機にしても、投資にしても、
短期的もしくは長期的なROIで判断することを
習慣化しなければ、金融トレードで継続的に
利益を出すことは非常に難しくなると思うっす。

繰り返しますと、
ROIの悪い金融資産にお金を突っ込むのではなく、
ROIによって、どんな金融資産へお金を突っ込めば
投資効率がベストになるのかを常に意識しようってことっす。


次回は、価値と価格について書くっす。


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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。