スキーマー-2つの過ち- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回も為替ディーラーのスキームを確認していくっす。

為替ディーラーは、
情報トレーダーと取引していると感じた時には、
リスクをコントロールするために、

次に現れる情報トレーダーが
買うのか売るのかを想定して
予め気配値に盛り込んでおくっす。

この時、為替ディーラーは、2つの過ちを犯すことがあるっす。

一つ目の過ちは、
情報トレーダーと取引している時に、
適切な気配値を提示できないことっす。

これは、どの位気配値を調整していいのか
正確に判断することが不可能なため、
気配値の調整具合を誤ってしまった場合、
損失が出るということっす。
(ノω・、) スクナスギタリ オオスギタリ・・・

もう一つの過ちは、
実際は違うのに情報トレーダーと
取引していると誤解して、
不適切な気配値を提示することっす。

情報トレーダーと取引していると勘違いして
気配値を大目に調整するわけですから、
その分、余計にポジションが偏るっす。

為替ディーラーは、
ポジションのバランスを取ることによって、
リスクを回避していますが、

ポジションがいずれかに偏ってしまうと、
割安・割高のいづれかの方向に
ファンダメンタル・バリューから価格が乖離することになり、
この市場の歪みを情報トレーダーに狙い撃ちされることになるっす。
(ノД`) モウソウ ダッタワ・・・

為替ディーラーは、
取引相手が情報を持っているかどうかによって
異なる戦略を取らなければ
損失が出てしまうことになるのですが、

残念ながら為替ディーラーは、
取引相手が情報を持っているかどうかを
知る方法は無いっす。

為替ディーラーは、
可能な限り2つの過ちを犯さないように、
顧客からの注文や他のディーラーからの注文、
またファンダメンタルに関するニュースなどから、

それらがファンダメンタル・バリューに
どのような影響を及ぼすかを常に推測しながら、
気配値を提示するっす。

為替ディーラーが上記のような対応に加えて
さらに注意しなければいけないことは、

情報トレーダーは、多くの量を売りたい時は、
売る前に少量の買いを、
多くの量を買いたい時は、
買う前に少量の売りを、出すということっす。
(仕手筋と同じスキームっす。)

このようなフェイク・トレードに
為替ディーラーが引っかかってしまった場合、
大きな損失を被ることになるっす。
(/TДT)/ ブルータス オマエモカ・・・


次回は、プロップ・ディーラーついて、確認するっす。


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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。