為替ディーラーは、
情報トレーダーと取引していると感じた時には、
リスクをコントロールするために、気配値を調整するっす。
この時、ただ単にファンダメンタル・バリューと
マーケット・バリューの乖離を埋める＝調整するだけではなく、
次に現れる情報トレーダーの可能性を考慮して、
気配値を提示するっす。
つまり、やり手の為替ディーラーは、
新たな情報トレーダーが現れてから
気配値を調整するのではなく
次に現れる情報トレーダーが
買うのか売るのかを想定して
予め気配値に盛り込んでおくっす。
次に現れるトレーダーが情報に通じた買い手であれば、
ファンダメンタル・バリューが割安であると
判断しているはずなので、
事前に気配値をを上げておく必要があるっす。
また次に現れるトレーダーが情報に通じた売り手であれば、
ファンダメンタル・バリューが割高であると
判断しているはずなので、
事前に気配値をを下げておく必要があるっす。
(｀・ω・´)ゞ ﾃｷﾉ ﾚﾝｿﾞｸｺｳｹﾞｷﾆ ｱﾗｶｼﾞﾒ ｿﾅｴﾏｽ
このように、為替ディーラーは、
次に現れる情報トレーダーが
買い手であるという条件に基づいて、
アスク価格を最適化し、
次に現れる情報トレーダーが
売り手であるという条件に基づいて、
ビッド価格を最適化する
＝情報を反映した価格にするっす。
この2つの条件付きの気配値の設定は、
次の情報トレーダーが、売り手であると想定する場合と
買い手であると想定する場合では、
気配値の調整方向が真逆になるっす。
そのため、ビッド価格はアスク価格よりも
高く設定されるっす。
このように、次に現れる情報トレーダーが
買い手になるか、それとも売り手になるかの
どちらを選択するかの条件に基づいて、
買値と売値、そして2つの価格の設定に伴う
価格差＝ビッド/アスク・スプレッドは、
調整されるっす。
この、次の情報トレーダーが買い手になるか
売り手になるかの条件によって調整される
ビッド/アスク・スプレッドの一部のことを
逆選択の構成要素と呼ぶっす。
( ´艸｀) ﾖｳﾊ ｶﾜｾﾃﾞｨｰﾗｰﾉ ﾖｿｳﾃﾞ ｴｲｷｮｳｦｳｹﾙ ｶｶｸﾉｺﾄﾃﾞｽ
為替ディーラーは、次に現れるトレーダーが
情報トレーダーかどうかわからないため、
情報トレーダーであることを前提として
気配値を調整するっす。
為替ディーラーは、次に現れるトレーダーが
情報トレーダーであることを前提として
アスク価格をビッド価格より
十分に高く設定するっす。
このような気配値の調整は
情報トレーダーにとって
とてもコストのかかるものになるっす。
なぜなら情報トレーダーは
彼らの持っている情報に基づいて
利益を最大化しようとするため、
大口のポジションを取ろうとするからっす。
ビッド/アスク・スプレッドが大きい場合、
大口のポジションを持てば、
それだけ利益が減り、
情報トレーダーの取引への意欲が減退するっす。
そのため、為替ディーラーの行う
気配値の調整は、マーケットに対して、
大きな心理的影響を与えることになるっす。
さらに、このマーケット・インパクトによって、
ある出来事に対し、様々なプレイヤーたちが
様々な解釈をするようになるため、
トレンドがはっきりしなくなり、
情報トレーダーにとっては、
トレンドの不安定に起因する
ファンダメンタル・バリューとマーケット・バリューの
価格差の減少によって、
大口の注文が、さらに困難なものになるっす。
(ﾉω･､) ﾘｴｷｶﾉﾋｸｲｼｮｳﾋﾝﾉ ｻﾞｲｺｦﾀｸｻﾝﾓﾂﾄ ｶﾅﾘﾔﾊﾞｽ・・・
次回は、2つの過ちについて、確認するっす。
PS.
スキーマー編はまだまだ続きますが、
ピグ友から「内容が難しい」との
声を頂いたので、
為替ディーラー編が終わり次第、
スキーマー編を一旦中断して、
(一番最後で書こうと思っていた)
neetonが投資信託と株式投資で
利益を出している方法を記事にしたいと思うっす。
利益を確約するものではないので
参考程度で読んで欲しいっす。
ちょっとだけ儲けてやる気が出たら、
難しいことでも諦めずに
理解できるようになるまで復習して欲しいっす。
何回も読めば、知らない間に理解できてるっす。
(・ω・)/ ｶﾞﾝﾊﾞｯﾃﾈ
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こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。