世界大恐慌について確認するっす。
ヨーロッパでの復興、
アメリカ国内の都市化、
軍事技術の民生化などの需要により、
1920年代のアメリカは好景気に見舞われていたっす。
しかし、農業をはじめとする過剰生産、
信用取引の発達、
アメリカへの資本集中、
金融緩和策による過剰資本などの要因から、
過熱した景気はダウ平均株価が
5年間で5倍に高騰するという、
バブル経済へ発展していったっす。
(。・ε・。) トイウノガ ゼンカイマデノ アラスジ
そして、1929年9月3日には、ダウ平均株価が、
381ドル17セントで天井をうち、
その後、株価は下落トレンドへと転換したっす。
女性や株取引を否定する学者まで
株取引にのめりこんでいる社会状況
=景気が過熱気味の市場において、
株価が停滞=売りと買いが均衡するということは、
大量の買いを入れる人がいる半面、
大量の売りを入れる人もいるということっす。
つまり、知識の無い一般市民が借金までして
株を購入している一方で、
莫大な利益を出した投資家達が、
利益を確定し始めている状況ということっす。
そして、1929年10月24日木曜日・・・
市場が開いてから数10分後に、
GM株2万株(約125万ドル相当)が
大量に売りに出されるっす。
これをきっかけとして市場は売り一色となり、
株価は大暴落、市場はパニックとなり、
個人投資家5000人がウォール街に押しかけ、
警官隊まで出動する騒動にまで発展したっす。
この日だけで1289万4650株が売りに出され、
シカゴとバッファローの市場は閉鎖にまで至ったす。
この日には自殺者が11人出たとされているっす。
この日、1929年10月24日は、
木曜日であったため、
「暗黒の木曜日(Black Thursday)」
と呼ばれるようになったっす。
。(´д`lll) ナニモ シナナクテモ・・・
翌日の25日金曜の13時には、
ウォール街の大手株仲買人と銀行家たちが協議し、
クレジット・クランチ(信用収縮)を未然に防ぐため、
買い支えを行うことで合意したっす。
クレジット・クランチはこちら をクリック。
このニュースで、その日の相場は、
落ち着きを取り戻しましたが、
効果は一時的なものだったす。
週末に全米の新聞が暴落を大々的に報じたことにより、
金融機関の買い支えの情報を知らない個人投資家達は、
銀行の買いを上回る売り注文を出してしまうっす。
そして28日には、ダウ平均が一日で13%下がるという暴落が起こり、
更に10月29日、24日以上の大暴落になったっす。
24日は取引開始直後から急落を起こし、
最初の30分間で325万9800株が売られ、
午後の取引開始直後には、
市場を閉鎖する事態にまで発展したっす。
この日の出来高は1638万3700株に達し
この出来高は暗黒の木曜日に続く記録更新であり、
以後1969年まで破られなかったっす。
ダウ平均株価では12%下落、
資産ベースに換算すると9月時点での約半分となり、
これを時価総額になおすと約40億ドルの損失、
週間では、約300億ドルの損失となり、
この損失額は、当時の米国連邦年間予算の約10倍に相当し、
アメリカが第一次世界大戦に費やした総戦費をも
遥かに上回る額となったっす。
このような状況で銀行は、
信用不安と損失補てんのために、
様々な地域・分野から資金を引き上げていったっす。
質への逃避はこちら をクリック。
加えて、信用取引をしていた個人投資家は、
銀行からの返済請求があれば
24時間以内に借入金を返済する義務があったため、
売り決済によって、返済資金を調達しなければならず、
このような事情から、ついにクレジット・クランチが発生し、
そしてそれは、実体経済が破滅していくことを
意味するっす。
そして、この日以降も、
1932年にルーズベルト大統領が就任するまで、
株価の下落が止まらないという
状況に陥っていくっす。
この日、1929年10月29日は、
火曜日であったため、
「悲劇の火曜日(Tragedy Tuesday)」
と呼ばれるようになったっす。
。(´д`lll) ココカラ セカイハ サラナルヒゲキヲ ムカエルノデス
この金融危機により、1930年代には
多くの銀行や企業が倒産し、
アメリカの実体経済にも多大な悪影響を
及ぼすことになったす。
そしてこの恐慌は、アメリカ経済に留まらず、
アメリカ経済に依存していたヨーロッパやアジアなどの
各国経済もまた連鎖的に破綻し、
世界中に恐慌が広がっていくことになっていくっす。
(((( ;°Д°)))) イキテサエイレバ イクラデモ ヤリナオセマス・・・
長くなったので、続きは明日っす。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。