中央銀行が行う金融政策が、
実体経済への影響を及ぼすプロセスを見ていくっす。
10年物国債などを代表とする長期金利は、
預金金利、住宅ローン金利、企業への銀行貸出金利に
影響するため、
直接、個人消費、住宅投資、設備投資などの
実体経済へ影響が及ぶことになるっす。
しかし、長期金利は、資金の需要量と供給量のバランスだけでなく、
将来のインフレ率に対する市場参加者の予想や
将来の不確実性等によって大きく左右されるため、
コントロールすることが容易ではないっす。
日本銀行の説明はこちら をクリック。
ですので、中央銀行は短期金利を誘導することによって、
長期金利に影響を与えるっす。
(`・ω・´)ゞ セイコウホウガ ダメナラ カラメテデス
①短期金利は資金の需給に大きな影響を受けるっす。
②ですので、中央銀行は公開市場操作(オペレーション)により、
短期金融市場のマネーサプライ(通貨供給量)を調整し、
短期金利(無担保コールオーバーナイト金利)を
コントロールするっす。
③短期金利は長期金利が市場で形成される際の
基準となる重要な金利っす。
④しかし、長期金利は将来への経済情勢の予想や
不確実性等の影響も受けるっす。
(短期金利がそのまま長期金利にはならないっす。)
⑤ですので、中央銀行が、市場に対して、
自国経済の将来的な展望を、
どれだけ好感させるかが、
長期金利をコントロールする鍵となるっす。
⑥中央銀行が市場に対して、
経済情勢の予想などに、
直接、働きかける手段として
最も有効な手法は口先介入=トークっす。
⑦ですので、中央銀行は、
声明文、スピーチ、議会証言などで、
市場に経済の見通しや金融政策についての
情報を発信するっす。
⑧中央銀行が発表する経済政策などに対して、
長期金融市場が反応し、
長期金利は実体経済に影響を及ぼすっす。
( ・(ェ)・) トイウノガ セオリーデス
しかし、デフレによる不況下では、
個人の所得や企業の収益が全体的に低いため、
金融政策だけでは、
個人消費や、それに影響される民間投資への影響は、
限定されるので、
政府が行う財政政策 も合わせて行う必要があるっす。
ε=(。・д・。) ミンカントウシヲ ウナガス セイフシシュツガ ヒツヨウデス
次回は、FRBについて確認するっす。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。