スキーマー-口先介入- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回も銀行のスキームを確認していくっす。

中央銀行は、政策金利やマネーサプライ(通貨供給量)を、
コントロールすることによって、景気の調整を行うっす。

中央銀行は、これらの金融政策を決定するために、
定期的に政策決定会合を開催しているっす。

アメリカのFOMC、EUのECB理事会、
イギリスのBOE金融政策委員会、オーストラリアのRBA理事会、
日本の金融政策決定会合などが、それらに当たるっす。

これらの金融政策会合で、
金融市場調節の方針、準備預金率、
市場公開操作(オペレーション)のスキーム、
声明文の表現などが、決定
されるっす。


中央銀行が、為替相場の行き過ぎを是正し
適切な為替水準に誘導することを目的として、

為替市場に対して、オペレーションや公的資金投入などの
物理的な市場介入を行わず、

単に市場介入を行う姿勢を示唆することで、
為替水準の誘導を図るコミュニケーション戦略のことを
口先介入
(またはトーク)と言うっす。
(・ω・)/ イワユル ケンセイデス


FRBにおいては、前任者のグリーンスパン氏は、
難解な発言内容が多く、
真意を探る必要がありましたが、

バーナンキ議長になってからは、
比較的、簡明な表現になっているっす。
(。・ε・。) オープンニ ナリマシタ


また、ECBのように、声明文に対して、
次回の金融政策を示唆するような
コード・ワード(暗語)を潜ませると、

次回の声明に、具体的な政策などが
伴わなわなかったり、
実施した金融政策に効果が無かった場合は、

発言に対して、
市場の期待を裏切る結果となり、
逆効果になることもあるっす。

期待発言の例は、こちら をクリック。

その後の失望発言の例は、こちら をクリック。
(>_<) シンヨウガ ナクナリマス


ちなみに日本銀行の声明文である
「当面の金融政策運営について」は、
市場の深読みを避けるため、
簡潔な文体で書かれているっす。

金融政策決定会合議事要旨は、こちら をクリック。
「当面の金融政策運営について」は、
議事の下部に記載があるっす。
( ´(ェ)`) オヤクショ シゴトデス


次回は、実体経済への影響について確認するっす。


neetonのスピリチュアルポイントを上げてくれる方は
こちらをクリックしてもらえれば、尋常なく上がるっす。



最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。