政府について、説明していきたいと思うす。
日本政府は外国為替特別会計によって、
主に円売りドル買いの為替介入を行っているっす。
1990年代のアメリカ一人勝ちの時期に
効果的な為替介入を行った官僚がいるっす。
為替トレードは情報ゲームであると、
比喩した榊原英資元財務官っす。
榊原氏の相場観は、金融政策が相場へ与える影響を、
解釈するにあたって、大変参考になるので、
紹介させてもらうす。
榊原氏は、「噂が出た段階で買い、事実がはっきりした時点は売り」
という為替相場の常識を重視していたっす。
つまり、新しい情報を重視するという考えっす。
榊原氏は、「情報が既知のものであると、
人間は行動や判断を変えない」と主張しているっす。
具体例を上げると、株式相場においても、
企業業績が好調であったとしても、
決算の発表内容が、折込済みであれば、
株価は上がらないという考えっす。
(・∀・) ナルホドネー
ですので、効果的な為替介入を行うには、
サプライズ(意外性)が必要であるとし、
実際、榊原氏の行ったサプライズを伴う為替介入は、
一定の影響を与えたとされているっす。
榊原氏は政策の効果を最大限にするためには、
次の三つの要素が重要であると考えていたっす。
①政策をどのタイミングで発表するか。
②誰がどういう形で発表するか。
③政策の内容。
これらに大なり小なりのサプライズが、
あるか、ないかで、経済政策の市場に与える
効果の度合いが変わってくるっす。
( ´艸`) ソウイウコト ダッタノカ!
もう一つ、彼は多角的情報収集も重視したっす。
為替トレードで重視されている
グローバルな情報(雇用統計、消費者物価指数、金利、平均株価、
GDP、国債、経常収支、財政収支)以外にも、
ローカルな情報も重視したっす。
具体的には、生命保険会社、投資信託会社、年金基金などの
投資戦略や輸出輸入業者の動向などっす。
そして、榊原氏は対面による情報収集を心がけ、
各国の通貨当局担当者、中央銀行のスタッフ、
民間金融の為替ディーラーやトレーダー、
投資銀行のマネージャー、さらにはヘッジファンドなどと、
定期的に会合を設けるなどして、交流を図り、
そうして得たローカルな情報と、
グローバルな情報をつき合わせ、
市場を分析し、トレンドを読んでいたそうっす。
(TωT) ワレワレニハ キビシイナ・・・
経済指標の発表や要人発言後に、
相場が自分の思惑とは異なる結果になった場合、
その発表にサプライズがあったかどうかで、
トレンドが維持、または反転したかどうかを、
ロスカット後に、ゆっくり分析してみるのも
面白いかと思うっす。
(`・ω・´)ゞ ガンバルッス
続きは次回で!
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