政府について、説明していきたいと思うす。
サブプライムローン問題に端を発する
クレジット・クランチの世界的連鎖により、
世界金融危機が発生し、実体経済にも、
悪影響を及ぼしたっす。
この金融危機のババを引いたのが、
2009年に就任したバラク・オバマ大統領っす。
オバマ大統領の政策は、
レーガン政権以降の「小さな政府」に対して、
政府の役割を重視する「大きな政府」を目標としたっす。
レーガン政権以降のアメリカ政府は、
社会全体の富が成長すれば、
各所得層に広くいきわたることを前提としていましたが、
現実においては、自由競争により所得格差が拡大し、
さらに自由主義経済のグローバル化は、
過度なレバレッジを伴うマネー経済を助長し、
世界同時不況を引き起こしたっす。
(´・ω・`) マヤカシダナ
そのような点を反省し、
オバマ政権は、金融規制の強化と
累進課税の徹底などによる所得再分配を
柱とした経済政策を打ち出したっす。
この経済政策は、1930年代の世界大恐慌に対する
経済政策である公共投資を軸としたニューディール政策にちなみ、
環境やエネルギーへの投資によって、
アメリカ経済を回復させるという期待を込め、
グリーン・ニューディールと呼ばれているっす。
オバマ政権は、政権発足後1ヶ月足らずで、
総額7870億ドル規模の景気対策である
米国再生・再投資法を成立させるとともに、
2010年には、8580億ドルの減税延長法を成立させたっす。
また金融政策については、
2009年にブッシュ政権の金融救済プログラムを継承し、
約7000億ドル規模の救済策(資本投入や債務保証など)
を実施したことによって、
翌2010年には、金融機関から1702億ドルが返済され、
金融安定化においては、一定の成果が見られたっす。
また同2010年に、
銀行自身による高リスク取引の禁止、
FRBによる金融機関の一元管理、
住宅ローンや学生ローンの規制を柱とした金融規制改革法、
及び、国民皆保険制度の導入を図るための
医療保険改革法案を成立させたっす。
∑(゚Д゚) マジダナ
しかし、金融危機回避、金融規制改革、
医療保険改革においては、
ある程度の成果を出したオバマ政権ではあったのですが、
景気対策と言う意味では、
大規模な資本投下の割には、
大きな経済効果が得られず、
一つの課題である、失業率においては、
2010年の9.625%をピークとし、
その後、下降はしていますが、
2012年時点では、8.156%に留まり、
もう一つの課題である、財政赤字においては、
2012年度は1兆1,010億ドル(GDP比7.0%)となる見通しとなり、
3年連続で1兆ドルを上回っているっす。
2012年11月からはアメリカで大統領選が始まりますが、
オバマ大統領は、再選出馬を表明しており、
今後の動向に注目っす!
(ノ゚ο゚)ノ ガンバッテー!!
次回は、日本の経済政策についてっす!
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。