スキーマー-財政再建- | The wonder of neeton

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FX、株式投資、先物取引、投資信託などで、
チャートや経済指標に騙される人向けです。

主に陰謀家達のトレード手法、
政府や金融当局による経済政策、
市場そのものの構造について、

究極の怠け者neetonが、
読者達の明るい未来のために、
たまに調査しています。

今回もスキーマーのトレード手法を確認していくっす。
政府について、説明していきたいと思うす。


再選をかけたジョージ・H・W・ブッシュ大統領を、
「経済こそが問題なのだ、愚か者!」
と大統領選で非難し、勝利したのが、
1993年に就任したビル・クリントン大統領っす。

経済最優先を掲げたクリントン政権が、
まず着手したことが、
大幅な財政赤字削減政策っす。
ヽ(`Д´)ノ シャッキンケイエイ ヤメマス!


財政赤字を削減できれば、
公開市場操作による
通貨供給量(マネーサプライ)の調整をしなくても、

アメリカ経済の信用が上がることによって
インフレ率の低下(ドル価値の向上)が見込まれ、

さらに財政赤字削減の規模が、
金融市場の信用(クレジット)を
得る程の大規模なものであれば、

アメリカ政府の国債が買われ、
国債の需要が増すことによって、
国債の金利(長期金利)が下がることも
期待されるっす。
(`・ω・´) シンヨウ ダイイチ!


金利が下がれば、
企業の事業投資は積極的になり
雇用は創出され、

加えて、債権利回りの低下から
株式などへの投資熱も高まり、
金融市場が活発になるなどの要因によって
景気も刺激されるということっす。


そのため、第一期クリントン政権では、
最初の予算案で、なんと1400億ドルの
財政赤字削減案を設定したっす。
。(;°皿°) マジカ!


審議は難航したのですが、
財政支出の削減高額所得者への増税によって、
この目標値を達成するという財政赤字削減案は、
上院下院とも、一票差という僅差で可決されたっす。


この政策について、
当時のFRBのグリーンスパン議長も、
「真剣で信頼性が高いもの」と証言したため、

マスコミも、
「FRB議長がクリントン政権の経済政策を支持した。」
大々的に取り上げたっす。

するとそれから1週間もしないうちに、
30年物国債の利回り(長期金利)が、
16年ぶりに7%を割り込んだっす。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


そして、クリントン政権は、
2927億ドルもの巨額の財政赤字を、
わずか5年で黒字に転換し、
2000年には2300億ドルの財政黒字を達成したっす。
(`・ω・´)ゞ オツカレチャン


続きは次回で!


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最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様のお役に立てれば、幸いです。