医療法人改正について・・。
医療法人についての決まりごとが変わろうとしています。
これは、税務の部分について大きな変化にもなっています。
今回お話するのは、医療法人が変わるきっかけになったことです。
平成15年3月に「これからの医業経営のあり方に関する検討会」最終報告書
というものが発表されました。
○質が高く効率的な医療の提供
○透明性を高める
○安定した医療提供基盤
について書かれています。
平成16年12月に「規制改革・民間開放推進会議」の第1次答申にて
株式会社が医療機関の経営に参入すれば、医療機関の経営を健全化させ、
競争促進においてサービスが高くなるのでは?
という内容がありました。
この部分で医療に求められる視点が明確に公にだされたともいえるのではないでしょうか?
求められている部分は「高サービスと透明化」
この議論の結末は「医療は営利を目的としない」という部分で決着がつきそうであり、
株式会社の参入なくして高サービスと透明化を促進する考えに行き着きました。
公の場にて求められるサービスと透明化について今後どのような影響が現場に予測されるのだろうか?
これに関しては、数年の間は他業種に対しての高サービスを求められる事は無いと思います。
なぜなら、透明化にしろサービスにしろ他業種に比べると、まだまだ根幹の考え方が違うという部分が
あるからです。
サービス1つにしろ、他業種の平均レベルまで持ってくることが当面の課題になると思われます。
また、透明化については行政レベルでの決まりごとが増えることになり、
今まで悪さを考えていた人達にとっては居心地のわるい状況になりますが、
実直に経営を行っている医療に関しては「作業レベル」が増えるという程度に収まると予測されます。
しかし、この当たり前のことを業務レベルにて考えると、大きなパワーがかかる事になります。
そのパワーは勿論コストとして跳ね返ってくるので、面倒というように感じると思われます。
しかし、この面倒は長期投資として考えることがもっともだと考えます。
常識とは周囲の半数以上が同じ考えを持った場合、その考えは常識として捉えられます。
医療の場合医療業界で考えれば、まだありえない部分でも、全業種として考えると常識であることが
多くあります。医療に訪れる患者様のほとんどは医療に常に身をおかない立場です。
そう考えると、どちらの常識を患者様は支持するのか?
それは、全業種の常識を支持します。
医療は他とは違うという常識も、崩れ去ろうとしている今、全業種の常識に合わせる必要があるのは
医療ではないでしょうか?
このことがもっと公になる前に対策をとった医療現場が患者様に支持される医療になるからです。
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