「どんな不幸な人生からでも、利口者は何らかの利益を得る。
一方、どんな幸福からでも、愚か者は心を傷つけられる」
(ラ・ロシュフコー、フランスの文学者)
うーん、味わい深いですね。
賢い人はどんな状況でも良い点を見つけることができ、
愚かな人はどんな状況でも悪い点をみつけてしまう
ということでもあるでしょうか。
こんばんは、石井です。
オリンピックが始まりました。
サッカー、柔道、女子バレー、
どれも好発進です。
応援には力がはいりますね (笑)。
が、それはそれとして
人生を磨く時間も確保していきましょう。
学ぶことに熱心なあなたには未来が開けています。
さて、今回はついネガティブ思考になってしまうと
悩んでいる人に朗報です。
誰でもポジティブに考えられない時って
あると思いますが、何かにつけネガティブに
考えてしまう人もいるかと思います。
大型宝くじに当たったことを想像する時でもつい、
・ 誰かに狙われるんじゃないか
・ 寄付希望者が殺到するんじゃないか
・ 身内でもめるんじゃんいか
などとマイナスなことばかり考えてしまうとか (笑)。
程度の差こそあれ誰でもそんな時はあるでしょう。
でもできれば前向きな考え方がもてる時を
増やしたいですよね。
そんな練習がカンタンにできる方法があります。
あなたのポジティブ度アップは確実です。
それは、何かマイナスなことが頭をよぎった時
「おかげで」という文章を作ることです。
例えば、朝、玄関を出ようとしたら
靴ひもが切れてしまった時、
「あ~あ、朝からツイてない!」
と思うのではなく、
・ おかげで、今だったら別の靴で行ける。
電車内で切れたら大変だった。
・ おかげで、今のうちにひもを換えておけば当分は安心できる。
・ おかげで、普段の準備の大切なことが再認識できた。
etc.
などと考えるようにします。
また例えば、散歩に行く予定が突然の雨で
行けなくなってしまった時には、
「ハァ~、普段の行いが悪いのかな。」
ではなく、
・ おかげで、家で集中して読書ができる
・ おかげで、たまっていたかたつけができる
・ おかげで、涼しく過ごしやすくなる
・ おかげで、車のホコリが落ちる
・ おかげで、花のみずやりをしなくても済む
etc.
という具合に 「おかげで文章」 を次々と考えます。
多少こじつけでも数を出しましょう。
だんだん的確な内容がでてきます。
まあ、最初はなかなか出てこないかもしれません。
「雨=嫌なもの」 などと凝り固まった考え方の人は
特にそうです。
でも 「絶対的に悪いこと」 なんてありえません。
すべては見方の問題です。
嫌だと思っていたことが視点を変えれば
あっという間に良い出来事に変わったりします。
リフレーミング(見方の枠組みを変える)ですね。
さあ、次のネガティブな感情があなたによぎった時、
ぜひやってみてください。
ネガティブな感情が今から待ち遠しいですね (笑)。