サケの切り身がタダ | 自分らしくを生きようね

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今まで何となく生きてきたけど、あとどれくらい生きられるか
限られた人生をできるだけ満足のいくように生きたいなーと
思う次第です。


「ああ゛~」

外の日差しが強いことを知ると
日光=紫外線・熱中症、と考えていて
逃げるように避けるきれいな女性が
多いようです。

そういえば日傘をさしている人も
結構見かけますね。

こんばんは、石井です。

太陽光に含まれる紫外線には確かに
有害性があります。
でもデメリットばかりではありません。

まずビタミンD の恩恵があります。
朝の 9時までの光を浴びると
活性型ビタミンD が作られ、
11時までの光を浴びると体の細胞が
活性化すると言われています。

人体の骨や歯の形成に必要なビタミンD は
太陽光を浴びることで、平均的に必要な
ビタミンD の半分の量がまかなわれています。
( 残り半分は食べ物から )

ビタミンD が不足すると骨や歯が弱くなったり
疲れやすくなったりするのはご存じですね。


ある調査では、東京都内で夏の正午ごろ
半袖長ズボンの男性が 30分間日光に当たるだけで、
約 20マイクログラムのビタミンD が作られる
ことがわかりました。

同じ量を食べ物から摂取するには、例えば
サケの切り身を 7枚ほど食べなければいけません。

ビタミンDに関しては、日光に当たれば
タダでサケの切り身を食べているような
ものですね (笑)。

高いサプリメントを購入してビタミンD を
補っている方も日光に当たれば無料です。

次にセロトニンの恩恵があります。
太陽光が目に入ると網膜が刺激され、
脳内に神経伝達物質 「セロトニン」 が分泌されます。

すると 「気分が良い」 状態がつくり出され、
集中力も向上しストレスが軽減されます。
(セロトニンが不足すると、うつ病に陥りやすくなる
ことが知られています)

セロトニンは夜になると睡眠物質 「メラトニン」 に変化し
メラトニンは脳内の温度を下げて眠りやすくするので、
ぐっすり眠れます。

また、老化に関係しているとされる体内の
活性酸素を取り除く抗酸化作用も指摘されています。

※ セロトニンの特徴まとめ

・ 太陽光が目の網膜に当たると脳内で分泌され
  大脳を覚醒し集中力を高め気分をすっきりさせる

・ うつ病になりにくくなる

・ 臓器・ホルモン調節にかかわる自律神経を調節してくれる

・ 体の姿勢を保つ筋肉などを緊張させ、
  目がパッチリするなど顔つきも引き締める

・ 感覚を脳に伝える神経を刺激、痛みの感覚を和らげる

・ 夜間、睡眠を促すメラトニンを作る

それ以外の恩恵として、

日光が体内時計の調節を行い、生活のリズムを
整え体調をよくする、

自律神経の失調症などでも適度な日光浴が
勧められており、不眠症治療では戸外活動で
定期的に日光浴を勧められる場合もある、

といったことが挙げられます。

以上のようなメリットの多い日光浴を避ける手は
ありません。


あまり神経質になりすぎず太陽の恩恵を受ける
ことをお勧めします。


【日光浴のポイント】

・ 午前中早め(できれば朝)の 20~ 30分間とする
・ ビタミンD を作るには日光を直接肌に浴びる

浴び過ぎは避けるのが賢明です。
疲れたと感じたらすぐに日陰や屋内に入りましょう。
水分補給は十分に。

また午前中早めに浴びられない場合で
日差しが強いときや長時間野外にいるときは
サングラスや帽子を着用して調整します。

では、明日からでもさっそく。
ぜひ、ぜひ。