「ハァ~」
あなたはついクセでため息をついていませんか?
アメリカの心理学者の研究によると一日1000回
3か月間ため息をつくことでうつ病になれるそうです。
実際にその心理学者は自分で試してうつ状態になり (!)
周囲の協力でなんとか回復したそうです。
熱心というかなんというか。
私はチャレンジャーが好きですが、この件については
あまりお勧めしません。
なぜなら直す方法がはっきり分からないからです (笑)。
そこで一句:
『ため息を クセにするのは キケンです』 ( by 石井 )
はい、ためになったところでさっそく、
今日は資産構築のお話です。
多くの人は悪い習慣をもっているので、お金を
価値のある資産に交換することができず
減らしてしまっています。
お金を使う際に考えずに使ってしまっているんですね。
その点、長期的に資産を持ち続ける人は
普通の人とは異なる 「考え方」 をします。
例えば世界有数の資産家である
ウォーレン・バフェットは次のように考えます。
100万円を使う場面では・・・
年率5%で100万円を運用すれば20年後に670万円になる。
その価値があると考えられるものなら今100万円を使うし、
その価値があると思えなければ使わない。
そう考えます。
「今の時代に5%の運用なんて庶民にはムリ!」
というツッコミもあるかと思いますが (笑)、
あくまで 「考え方」 なので私たちは賢く参考に
していきましょう。
このように考えることで衝動買いをしなくなり、
本当に価値のあることにお金を使うようになる
というわけです。
必然的に無駄をしなくなりますね。
無駄なものを買わなくなれば持っているものが減り、
ストレスも減ります。
買って3日でやらなくなった健康器具は見るたびに
「買わなきゃよかった、ハァ(ため息)。」
となりますよね (笑)。
私たちはお金を使うときに感情をコントロール
できるかどうかが非常に重要となります。
みえ・うさ晴らし・ヤケ・衝動 ・・・ わき上がる
感情に対処して、お金を払う価値があるのかどうか
冷静に判断できるようになりましょう。
また、クレジットカードはできるだけ使わずに
現金で払うようにすることも大切です。
カードはお金を使っている感覚が薄いので、
資産構築のなの天敵といえるものです。
悪魔の習慣です。
現金で払うことによりお金が出ていく
痛みを感じることができます。
「世界のどこでも○○カード」 というのは
- これを使えば世界中どこでも借金がためられます -
というお勧めなのです (笑)。
カードは切り刻んでできるだけ捨ててしまいましょう。
どうしてもとっておきたい場合には、例えば
金庫に入れておき必要な時にだけ使うようにします。
お金が出て行きづらい環境にすることが大切です。
多くの人は進んでお金を出しやすい環境を
作っています。
「100円につき1円リターンがある」 とか、
「ポイントがたまってお得だから」
という理由でカードを作り、せっせとお金を使います。
そもそも本当にお金を払う価値のあることなのかに
私たちはより注目すべきです。
それと頭に入れておく必要があるのはコスト意識です。
私たちがお金を使って何かをするときには
コストが必ず発生しているからです。
例えばATMなどで1万円を引き出すにしても
そこにはしっかり手数料が発生しています。
また、不動産を買った場合には、そのものの代金の他に
手数料や保険・税金などがかかってきます。
そのためお金を使う際に、私たちはそれらのコストも含めて
しっかりと検討する必要があるのです。
多くの人は経費がかかることをしっかり理解していません。
私の家では何年か前、プロパンガスの支払いを毎月
自動引き落としにしましたが、銀行手数料 (52円) が
加わっていることに気づいたのはつい最近です (苦笑)。
コストをしっかり意識しないと、もうかったと感じた場面でも
もうかっておらず赤字になっているケースさえあります。
ギャンブルや株式投資でがその最たるもので、
もうけを出すのはかなりむずかしいといえます。
パチンコ屋さんが続いているのは彼らが
もうかっているからであり、なぜもうかっているか
というと私たちが損をしているからです。
【エクササイズ】 悪魔の習慣を減らす
(1) あなたはクレジットカードを何枚持っていますか。
(2) それを何枚減らすことができますか。