生きるのがとてもしんどかった。
でも、11月に入って小さな光が見えだした。
ずーっと体のだるさや気分の落ち込みがあったのに、身体も心もだんだん軽くなってきた。
あれだけ行きたくなかった作業所も、なんの抵抗もなく行けるようになった。
先生が薬の調節をしてくれたおかげかもしれない。
友達が支えてくれたおかげかもしれない。
でも、一番私の心を変えてくれたのは、喧嘩した叔母だと思う。
喧嘩した次の日に、叔母から家に来るように言われた。
そして、叔母と私の2人だけの話をした。
私がずっと『私の苦しみなんて分からないくせに!』と言っていた。でも、叔母は私よりずっと苦しい思いをしていた。叔母は以前癌の手術をしたのだが、また新たに癌が発見されたのだ。そのことを誰にも言うこともなく、いつも笑顔で頑張っていると言った。
それを聞いて、自分の苦しみは自分しか分からない、自分が強くならないといけないということを教えてくれた。
叔母さん、暗闇から光へ導いてくれてありがとう!