駿河湾の光がゆっくり揺れて、風と光が、心の奥の記憶をそっと撫でるような瞬間。


 陸から見る三保の松原は、近づいていく風景だけれど、フェリーから見る松原は見守るような景色。


松の緑が、静かな呼吸みたいに見えて、光が霧雨のような悲しみを照らしてくれる。