ソノシート時代 | garage door

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ブログネタ:はじめて買ったCDは? 参加中

はじめて買ったCDを覚えているのは、若い人だよなぁ。
自分は、さらさら覚えてないよ。
だって、年くってるもの汗

音メディアが光ディスクになったのは、私が大人になってからの
ことだから、はじめて買った音源が何だったかなんて、さらさら
覚えちゃないのさ。

それより記憶に鮮明なのは、アナログ盤との音質差。
それまで聞いていたものとは、同じソースでも音が違う。
長年聞いていた音楽に、聞いた事の無い音が入っている。

それは、違和感だった。
違う音楽と言う感覚だった。

しかしミュージシャンの友達が言った。

CDって凄いよな。
レコードでは再現されなかった音が、ちゃんと再現されている。
スタジオで聞いた音と変わらないんだ。


ってね。

それを聞いて、CDこそ制作者の意図したそのものなんだって
気付いて、それまでの違和感もすっかり吹っ飛んだ。


私がはじめて買った音メディアは、アニメのソノシートだった。
ぺらんぺらんに紙のように薄い、ビニール盤の廉価版みたいなやつ。
付録やおまけにも使われた安いメディアで、音質も極めて悪い。

けど当時、アニメものと言うと、ソノシートが一般的だった。
メディアより、ブックレットが主体のようなシロモノだった。

そのブチブチ言う音を聞きながら、レオの生い立ちに涙したものだ。
…そう、はじめて買ってもらった音メディアは、ジャングル大帝
ソノシートだった。