とても心あたたまる話でした。
調べてみると
「element」とは「元素」
という意味なんですね。
以下、少しネタバレありで感想を。
この作品に登場するキャラクターは人間ではありません。
火、水、土、風を擬人化したもので、冒頭からしばらくはその設定がどういうものなのかを理解するのに頭を使いました。
人間ではない存在をうまく扱うところがさすがピクサーです。
小さいお子さんのほうがアレコレ頭で考えないかもしれないですね。
かんしゃくをおこしやすい短気な火のエンバーと、なにやらのんびりしていて理屈っぽい水のウェイド
はじめはこの2人の難ありの性格に少しイライラしながら観ていましたが、話が進むにつれ作品のテーマらしきものが見えてきます。
親子の愛情、好きな人を想う愛情
しかし難しくは語らないところが良いと思います。
気持ちはシンプルなんですがもどかしさもありで。
期待して館に行きましたが、それ以上でした。
子供から大人まで楽しめると思うし、観る視点によって感想はそれぞれかもしれません。
親子で観るもよし
恋人と観るもよし。
とっても良い作品でした。
この盆休みは映画三昧してます。
この夏いちばんオススメです。
‥カールじいさんは
いらんと思う。
あと
3Dの吹替で観たんですが
声優にアイドルや役者はやっぱりダメですね。
声質はかわいくていいんだけど
演技が下手すぎてなんとも。
セリフが棒読みでなかったらもっと感情移入できたと思う、なんて冷静に考えてしまうほどです。
そこが唯一のマイナスポイントでした。
宣伝効果や演者で人気を取るよりも、やっぱり声の仕事は声優さんが演るのが良いと思います。
いっそ字幕のほうがいいかも。