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いらっしゃいませ。
この本には、各販売書籍の内容についての説明を書いています。
気になる本があれば、是非お買い求め下さいませ。
[目次]
嘘つきチヨコ
Evil Buster
Evil Buster外伝
Stones
ブリタニアガイド ※※データ紛失により、本作品は再作成出来ません。ごめんなさい!
万左の蛙
ある鍛冶屋の話
※本書の改変はおやめ下さい※


[嘘つきチヨコ]
記念すべきUO本小説第一号。しかしUOとは全く関係の無い、架空の世界のお話。
日本昔話調に展開する、実話を元にした物語です。
主人公のチヨコは化粧が得意。
その虜になってしまう男は数知れず。
そんなある日、彼女に思わぬ転機が訪れるのですが......


[Evil Buster]
長編小説。一応、イビルバスターと読みます。
ある日、ブリタニアに流れた1つの噂。それは、ある時刻に秘密の花園を訪れた時、何かが起こる、というものだった。
主人公のコウ青年は、友人のロックに噂の真相を確かめに行こうと誘われて、旅に出た。
その旅路でコウを待つものは?
秘密の花園の噂の真相は?
2人の行く先に何があるのだろうか?
そして、イビルバスターとは一体何なのか?
全ては物語の中に......


[Evil Buster 外伝1]
本編主人公のコウとその友人ロックは、如何にして出会ったのか。
本編では語られないエピソードを活字化!
 
 
[Evil Buster外伝2]
ブリティン郊外で暮らす姉妹と1人の元暗殺者の物語。
実は本編とのつながりがある、重要な話も含んでいます。


[Stones]
UOの国歌といえばこの曲ですね!
しかし、この曲には、実は歌詞が有ったんです。
この本には、その歌詞の日本語訳、そして歌いやすくした著者独自の訳詞が書かれています。
演芸の供に、旅のお供に...使い方は貴方次第!
あっ、苦情などは一切受け付けませんよ!?


[ブリタニアガイド] ※※データ紛失により、本作品は再作成出来ません。ごめんなさい!
UOで最初にキャラクターを作るとき、貴方はどの街を選びました?
この本で、どの街にどんなお店があるのか、散策されては如何でしょうか?
そう、この本は、最初のキャラクター作成時に出てくる街の説明文を2冊の本にまとめたものなのです!


[万左の蛙]
このお話は、著者の地元に伝わる民話を元に、色々と手を加えてみた作品です。
主人公の万左は正直者で貯金が大好きなおじいさん。
しかし、ちょっと出かけた隙に......
読後のばつの悪さは保証しますが、苦情は一切(以下略


[ある鍛冶屋の話]
この本は、芸術祭で発表した本です。が、別に芸術を意識した訳ではありません。

主人公は名も無き1人の鍛冶職人。打った武器や防具を道端で売りさばくのが日常。
そんな彼と1人の戦士の、とある日常を描いた物語です。
昔の鍛冶職人さんをイメージしております。

ひとまずこちらの記事の追記分で予告した通り、イビルバスターの第40巻までは無事公開出来ました。

この公開に併せて、各巻末の改版履歴ページを変更しています。

末尾のURLですが、以前のブログ又は閉鎖されたHPのアドレスになっていた為、全てこちらのブログに変更しました。

 

さて、続きの第41巻から第49巻の公開については、ひとまず未定となりますが、可及的速やかに公開したいと思っています。

(そうしないと第50巻以降の公開が出来ないので……)

 

本日の作業について(本題):

この後は、私が書いたUO小説(書籍)の「お品書き」と、イビルバスターの外伝2巻を公開出来るようにしていくつもりです。

もし、お品書きに書いている他の小説などを読んでみたいという方が居られましたら、コメントにその旨を書いて下さいませ。

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「ええ!?襲われて……助かったの!?」
「ん?…ああ、この通りさ。傷見れば判るだろう?」
そう言って、少女に腕や足の傷を見せる。
「信じらんない!だって、ネオ・CFギルドって言えば、ここら辺じゃ無敵の集団なのよ?」
「ここら辺って、君はこの近くの人なの?」
「えーそーよ。お父さんとお母さん、それに弟の4人で住んでるの。」
「へえー、そうなんだ。」
聞いてもいないのに家族構成を話す少女、コウもそこは軽く聞き流した。
「死体の正体が分かっちゃったから、余り気が進まないけど、まあいいわ。早く済ませましょ?もうすぐ夜だもの。」
「ああ、そうだね。」
二人は暗くなりつつある森で、地面を掘り、中に死体を埋めた。妙に少女の手際が良かったのは、慣れているせいだろうか。
盛った土の上にバシネットを置くと、少女はしばし瞑目する。
「さ、これでいいわ。じゃ、私は帰るわね。」
服に付いた土をパッパと払い落とすと、そのまま手を振りながら去ろうとする少女。
「お、おいちょっと!危ないから家まで送るよ。」
「え?……変なことしようとしてないでしょうねー?」
一瞬嬉しそうな顔をした少女だったが、すぐに不機嫌そうな顔を作る。
「おいおい、信用無いなぁ。大丈夫だよ、送るだけ。」
「そ。じゃ勝手に付いてくれば?」そう言い、スタスタと歩き出す。
コウは慌てて、少女の後を追いかけた。

「君の名前、聞いてなかったな。そう言えば。」
少女の先を歩きながらコウが尋ねる。
「あら、そうだったかしら。私エリーゼって言うの。あなたは?」
「僕はコウだ。…でも変な話だな。お互い名前も知らないのに、死体の片付けをしてたなんて。ロックが聞いたら驚くなぁ。」
コウが笑いながらそう言うと、エリーゼが少し驚きながら
「え?ロックって、あの弓を使う人?」と聞き返す。
「ああ、弓を使うのは使うけど、知ってるの?」
それを聞いて、今度はコウが驚く。何気なく口にした友人を知っていたからである。
「この辺じゃ、それなりに有名よー。守備隊上がりの傭兵さんって。商人さんばかり護ってたから目立ってたの。」
「(そういえば、何かそんなこと言ってたっけ。あれ本当だったんだ……。)そうだったのかー。」
そんな話をしている内に、
「あ、あの家よ!私の家は。」と、エリーゼが声を上げた。
コウが立ち止まって振り向き、エリーゼの指さす方を見る。その先には細長いログハウスが見えた。
「へぇ、あの家か。じゃあここまででいいかな?」そう言ってコウがエリーゼに道を譲る。
「あら、私だって子供じゃないんだから。ちょっと待ってて。」そう言うやいなや、駆け足で家へ向かうエリーゼ。
ドアを開け、ただいまー、というエリーゼの声と、出迎える家族の声が聞こえてきた。
それを聞きながら、無事危険地帯を越えて辿り着けた事を心の中で喜ぶコウ。
だがしばらくして、エリーゼの家族が揃って出てきたではないか。
「あーーーー!あの兄ちゃんだ!ほら、母ちゃん!あの人だよ、助けてくれたの!」
そう叫んだのは、エリーゼの弟と思われる少年。コウを指さしながら母親の服を引っ張り、必死に訴えている。
「まあ!あなたがうちの息子を助けて下さったんですの!?」
今度は母親がコウに向かってお辞儀をする。まだコウ本人は何の事だか理解出来ない様子で、首をかしげる。

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クリスタル通話に出た相手は、ネオ・CFギルドの将軍、ゼウストだった。
「・・・・という訳でしてよう。」
『フン、まだ本当かどうかもわかんねえんじゃ、報告のしようがねえぜ!?ソネーヨの奴が混乱するたぁ思えねえが、情報が少なすぎるぜ!』
「・・・仰る通りだと思いますよう。じゃあ兄貴が来たら、も一回報告しますよう。」
『ああ、そうしてくれると助かるぜ!ほんじゃ、一旦切るぜ!?』
その直後、シターカの前にあるクリスタルが赤く点滅した。通話が終了されたようである。
「・・・ふうーー、常将軍様相手だと緊張するよう。次の報告は兄貴に任せようっと。」

さて、シターカが本部への報告をしているその1時間ほど前。
「うーーん……。ん?」
木の根元に腰掛けるようにして寝ていたコウが目を覚ました。
「こ、ここは?さっきの場所じゃないようだけど。」
ぼーっとした頭がはっきりしてきた。
「そうだ、確か頭を殴られて、…そうだ!あいつらは!?」
慌てて立ち上がるコウ。しかし、
「うおおぉぉっ!いっててててて…」
突然激痛に襲われたコウは、自分の手や足を見てみた。
「へ、変換が解けてたのか……。いや、それより傷が治ってない!?」
変換で消えたと思っていた傷はしっかり残っていた。寝ていたせいか、体力だけは回復しているのだが。
「変換でケガが治る訳じゃないのかぁ。何か損した気分だなぁ………ん?」
ふと彼の視線に映ったものがあった。よーく目をこらして見ると、それは血に染まったバシネットと、大量の血痕、そしてバラバラになった人の体だった。
「う、うわあーーーーーっ!」
思わず目を背け、目の前の凄惨な現場に気づいた事を後悔するコウ。
「な、何で死体が?そそそそれも、バラっバラになってるんだ?」
背筋が凍るような思いでその死体をもう一度見る。
「とっ通り魔でも現れたのか?いや、でもじゃあ何で僕は無事なんだ?」
全く状況が飲み込めないコウだったが、しかしこのまま立ち去るのも気が引けたようで。
「やっぱ、埋めてあげた方がいいんだろうか。でも、こいつら悪い奴らだし…。」
その時、コウの背後から「あのー、何かあったんですか?」という女性の声が聞こえた。
「え?」と振り返るコウ。そこには、まだ十代半ば位の少女が立っていた。不思議そうにコウを見ている。
金髪のロングヘアで、着ている白いワンピースに花の模様が付いている。
「いっいや、何でもないんだよ?でもこの先は危ないから」
両手を上下にばたつかせながら、死体を隠そうとするコウ。しかし
「危ないって、その死体のこと?」すました顔でそう言い放つ少女。
「え!?…ばれてたのか……。って、何ともないの!?」
「ええ、この辺りじゃ死体は珍しくないわ。そういうバラバラなのは初めてだけどねー。」
あどけなさそうに笑いながら、恐ろしい事を言い放つ少女。
「さ、早く埋めておかないと、他の人が通れないでしょ?」
そう言って、コウの脇をするりと通り抜けると、死体に駆け寄る。
「まぁ!珍しい。ネオ・CFギルドの人が殺されてたの?……何見てるのよ。手伝ってよ!」
少し怒り気味の少女に驚いたコウは、「あ、悪い悪い。」と苦笑いしながら、少女の方へ向かう。
「さっきまで、こいつらに襲われてたんだ。だから余り気が進まないんだけど。」

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鮮やかな朱色の生地で出来ているそれには、大きな円、そしてその中に「兄」といずれも青色で描かれていた。
「総統閣下に戴いたこれをまとえば、ネオ・CFギルドにおけるアタシの立場をあいつも理解するでしょ。」
そう言いながら今までまとっていたクロークを外し、兄クロークをまとう。
「ああ、今この瞬間にも、あいつがここを目指しているかしら・・・。でも、この場所は気づかれてないはずよね?」
ソネーヨは、迎えが来るまでの間、赤い影がここへ来ないことをひたすら祈る他無かった。

「ふう、面倒な用事だよう、と。」
「「「では、我ら3人で出迎えを致しましょう。」」」
ため息をこぼしたシターカの背後で、見事なまでにハモる3つの声。
彼が振り返ると、そこにはそれぞれ赤、黄、青のクロークをまとった3人組が居た。
「おう、お前らなら安心だな。任せるよう。」
「「「ハッ!では、行って参ります。」」」
3人組は敬礼し、そのまま勇んで扉を開き外に出る。
時刻はちょうど夕暮れ時で、夕日がタワー型の拠点を赤く染め上げていた。
そのタワーの影に隠れるように、小さな厩舎があった。どうやらネオ・CFギルドのメンバーが自費で建てた家らしい。
3人はそこへ小走りで向かった。
「・・・早く行かねば、ソネーヨ閣下が危ないぞ。」と黄色クロークの男。
すると赤いクロークの男が「おーい、早く馬を出すんだ!」と厩舎に向かって叫ぶ。
「うるさいぞ、そう急かすなよ。ほら、こっちへ出てこい。」そう言いつつ4頭の馬を引き出す青いクロークの男。
その馬を見てみれば、赤、黄、青の鞍を背中に背負っていた。どうやら彼らの個人的な馬らしい。
「ソネーヨ閣下がお乗りになる馬だ、大切に引かねばなぁ。」と赤クローク。
「では、私が責任を持って手綱を持とう。青にはしんがりを任せた。」と黄クローク。
「心得た。では、それ。」と馬を2人に引き渡す青クローク。
3人は各々の色が付いた鞍の馬へ騎乗する。そして「抜刀!」と赤クロークが叫びつつ腰のシミターを抜いた。
それを受け、青クロークが同じくシミターを抜刀。
そのまま赤クローク、2頭分の手綱を持つ黄クローク、青クロークの順で縦一列に並ぶ。
そして、「「「ハイヤー!!」」」と同時にムチを入れ、東の方へ走り去った。

一方、拠点で兄を待つシターカは、イスへどっかと腰を降ろし、壁に掛かった時計を見る。
そしてしばらく、ぼーっとしていたが、不意に何か思い出したような顔で
「おっとそうだ。念のために報告しとくか。あいつらの仲間かもしれねーからよう。」
と言い、先ほどソネーヨと会話していたクリスタルとは別のクリスタルを触れた。
彼は兄との会話を終えた後も、兄の言う「仲間を斬り殺した化け物」が妙に気になっていたようだ。
「あー、本部かよう?俺は第十六拠点長のシターカだけどよう。ちょっと報告する事があってよう……」
『ファスト総統は外出してるぜ!俺様が用件を聞いてやるぜ!』
「おおう、ゼウスト将軍でしたかよう。失礼しましたよう。実は…」