回を重ねる毎に劣化する「Day-of-the-dead」 | 悪魔のネコのはらわた

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ロメロ作品に有名なゾンビ三部作があります


「ナイトオブザリビングデッド」
「ゾンビ」
「死霊のえじき」



これらの作品はゾンビ映画の中では非常に人気が高く何度もリメイクされてるくらいです



今回レンタル屋で借りてきたのが死霊のえじきのリメイク版のDay-of-the-dead
2回目のリメイクです



死霊のえじきは邦題で原題は
Day-of-the-deadなんですわ



まあ、死霊のえじきなんてダサい邦題より良いですよね



因みに原作もリメイク版も観てるので簡単な評価をすると…



原作はやたらと偉そうで口の悪い軍人が最後に皆殺しにされて善人が生き残るという有りがちな展開



軍事基地に立て籠もってるのがメインなんで閉鎖的で湿っぽい映画でした



次のリメイク版はアクション性の強いカラッとした映画でした



おそらく映画版バイオの影響でしょう



リメイク版といいながら別の映画でしたね



さて、今回観た最新リメイク版はというと原作に多少は寄せていった内容



とはいえ恐怖感も展開も人間関係のドロドロさも中途半端



最近のハリウッドで有りがちな子供は絶対に死なない法則などが興ざめでした


話もつまんないし



おそらくウオーキングデッドの成功で急遽作られた映画ではないかと思います



もうちょっと内容を練り込んで色々と詰め込んだらマシな映画だったと思うんですけどねぇ



はっきり言ってクソつまんない駄作でしたよ



何でもそうなんですが原作を超えるリメイクなんてほとんどありませんわ



そう考えると原作を完全に超えたと思うリメイク「遊星からの物体X」は本当に偉大だったんだなぁ