逆転裁判 | ゴミブログ season7

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ニンテンドースイッチで「逆転裁判」を遊んでたら、封筒おとしたから逆転裁判より面白いものがある、とメッセージがきた。逆転裁判より面白いものなんかないと言うと、封筒は「もっと面白い逆転裁判なんだよ」。なんのこっちゃかと言うと、最近やつがハマっているチャットGPTに「うみねこのなく頃に」を題材にした謎解きゲームを覚えさせたとのことだった。


質問を繰り返して謎の答えを導き出すというようなルールだが、実際にやってみると、2つほど質問をしてみたところでGPTが自供しだし、ゲームは終了した。それからなんやかんや話して、封筒おとしたの家にニンテンドースイッチを持って遊びに行くことにした。


逆転裁判のゲーム内での移動は、行きたい場所にカーソルを合わせてボタンを押すだけで済むけど、封筒おとしたの家に行くには、まずJR川口駅で180円の切符を買い、必ず日暮里駅に辿り着くとは限らない京浜東北線に乗り、必要に応じて田端駅で降りて山手線に乗り換えて日暮里駅に降り、京成線の改札で280円の切符に買い替え、必ず京成小岩に辿り着くとは限らない京成線に乗り、必要に応じて京成高砂や青砥駅で乗り換えてようやくやつの最寄り駅に着く。やつの家に行くには相応の覚悟が必要だった。


家に着くと、逆転裁判を遊んだり酒を飲んだりした。それで6時間くらい過ごしてた。封筒おとしたがおもむろにAIでイラストを作れるツールを弄りだしたので、おれも裁判をそっちのけにしてツールに釘付けになった。


封筒おとしたは神を手にしていた。おれは「鬼人正邪のいやらしいイラストを作ってくれ」と言った。すると、封筒は手慣れた様子でツールにワードを打ち込んでいく。


「”貧乳”って英語でなんていうんだ」と、封筒。


「プアー・ブレストとかじゃないのか。しかし、正邪が貧乳なのは解釈違いだ」


「じゃあ、ミディアム・ブレストにしよう」


キーボードを打つ封筒は、さながらマッドサイエンティストのようだった。AIと封筒の共同作業が生み出した鬼人正邪は、おれの子孫を孕むのに相応しい肉体をしていた。


「では次は『ウマ娘』の卑猥なイラストを作ってくれ」


おれが注文すると、封筒おとしたは悪びれもせずにワードを入力する。鬼人正邪は東方projectのキャラクターで、東方projectのエロイラストはインターネット中に氾濫しているけど、ウマ娘はそうはいかない。何故なら、ウマ娘のエロコンテンツを作ることは原作のCygamesが固く禁じているからだ


ただし、個人的に楽しむ分には問題はない。封筒おとしたとAIによって生み出される、本来ならば絶対に拝むことの出来ないウマ娘たちのエロイラスト。おれは封筒と技術の進歩を讃えると同時に、危機感を覚えていた。なにかの間違いでこれらが公表されれば、Cygamesとの裁判に逆転はないのだ。