洗脳装置 | ゴミブログ season7

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荻窪に来たのは面接時と今回で2回目だが、もう2度と行きたくなかった。乗り換えが2回もあるなんて、あまりにも馬鹿げている。


今回は入職時に持ってこなくてはならない書類のことや、勤務における注意事項などを説明された。気が遠くなるほどの量の書類を持ってくるのと、頭が痛くなるほどの数の注意事項を守ればめでたく正社員と相成ることとなった。問題なのは健康診断書だ。前の会社でいちおう受けたのだが、目も当てられないような結果だったのでシュレッダーにかけてこの世から消してしまったのだった。


それから制服合わせの時間となった。面接や今回の説明は海坊主のようなおっさんが担当してくれたのだが、制服合わせは事務所にいるお姉さんがやることになった。前に来たときも印象に残っていたのだが、封筒おとしたから洗脳装置を借りたくなるほど綺麗な人だった。


こんな人がおれの制服を合わせてくれるのか!?なにか期待していたおれだったが、サイズ別に制服を持ってくるから1人で着て確かめろという具合だった。制服の詰まった箱を置いて部屋を出るお姉さん。おれは着るまでもなく、ちょっと待ってからお姉さんを追いかけて「いちばんでかいのをくれ」と言った。ズボンはいちばんデカいのでも口から内臓が出そうになったが、それしかないと言われた。


長引くニート生活で規格外のデブになってしまった。ジムもぜんぜん行ってない。まあ、わかりきっていたことだ。