異動が決まって、

家族みんなで行こうとなったとき、


結構悩んだのが

アップライトピアノをどうしようか、

ということでした。







ちゃんとしたアコースティックピアノを買おうと決心した当時、


いろんなところに試弾しに行って

音の好みと、予算の兼ね合いにも悩みながら

納得のいく子を選びました。




私も末っ子も思い入れのあるピアノ

できれば持っていきたい。



しかし、

ピアノは環境の変化に敏感な楽器でもあります。

ピアノを海外に持ち出すことの心配もあり、

各方面の人に話を色々聞きまくったので

まとめておきます。






  メーカーに聞いてみた

↑初めて見出し機能を使ってみたひらめき


その国気候に合わせて使用する木材の含水率などを細かく設定し、設計しているため、日本国外に輸送し使用することはおすすめしておりません。


とのこと。


まぁ、家電メーカーにしろ何にしろ

メーカーさんにはこう言われるだろうなっていうのは予想してた泣き笑い






  調律師さんに聞いてみた

気候条件としては日本も高温多湿なので、赴任先に持って行くことは大丈夫だと思います。

むしろ、アメリカとか、乾燥しているところに持っていく方が、反響板が反ったり割れたりすることがあるから心配。

現地に着いたら、最初はマメに調律すること。

ピアノ内部の湿度を一定に保つ機械を後付けするのは可能。電源が必要になるのと、電圧を確認すること。


倉庫保管する場合、温湿度管理されている倉庫であれば、家で弾かれないで眠っているピアノと状態は同じだから、任期が3〜4年くらいであれば、帰国した後の調律で元に戻せる。


温湿度管理されていない倉庫に置くのは最悪。

だったら一度手放したほうがいい。


とのこと。


持っていくor倉庫保管で迷っていたので

倉庫の条件をN通さんに確認する必要がありそうです。

→定温定湿の倉庫でした。






  ピアノ教室のピアノ販売担当さんに聞いてみた

持っていって、現地で弾くのは問題ないと思いますが…

輸送は船ですよね?

→船です。


コンテナが船のどこに積まれるか、賭けではあるんですが

夏、遮るものが何もない海上で、コンテナが船の最上段に積まれるものなら、太陽の熱と海からの湿気etcで木が割れる恐れは有ります。

お金かかるけど、航空便の方が安心。


→航空便でグランドピアノは約40万との情報をみつけ、アップライトだったら30万くらいだろうか?何にしても高額魂が抜ける







これらのお話を総合した結果!


駐在中は電子ピアノを買って持って行って、

ピアノは倉庫に預けることにしました真顔


引っ越しまであと2ヶ月、

しばらくお別れなので、


たくさん弾こう🎹

↓これは異動がわかる直前くらいのタイミングで1年目調律してもらったところ。

職人技すごいです。





駐在中の相棒は


Casio Privia 

Px-s 1100 



我が家の3キッズの中で唯一のピアノ弾きである末っ子の希望で白です。

専用の脚も買ったけど、組み立ては引っ越してからするので

こたつテーブル直置きで動作確認だけしました。


また箱に戻して、

船便先発隊に出します!🚢





ピアニストの角野さんが弾いていた

これも素敵なんだけど、完全に予算オーバー昇天